2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その6(Session 7)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 

4月15日、朝。

外はどんよりと曇りだけど雨は降らなさそう。

ホテルの朝食は日本円に換算すると3,000円ぐらいだったし、いろいろお店ものぞいてみたかったので素泊まりにしていました。この日の朝食はTseung Kwan O Plazaの一粥麺というお店に行ってみることに(大家楽系列なので注文システムも同じでした)。

ここのメニューは番号ではないのでとりあえず目についた「香辣碎腩・煎蛋即食麺」を入口横のメニューをスマートフォンで撮影して、写真を見せて指で「これ」って感じで注文しました。ラーメンを頼んだのですが、即食麺という名のとおり麺はインスタント(でも美味しい)。香辣の部分は香椒がまるまる1個入ってピリピリといったところでした。

Session 7は12:30からなので、その間にお土産探しついでの散策へ。地下鉄で銅鑼灣(Causeway Bay)へ。途中1回だけ乗り換えがあるのですが、香港の地下鉄の乗り換えは一方通行で反対方向へ乗ることもなくわかりやすかったです。

銅鑼灣では崇光百貨へ。そごうです。探していた子供のためのお土産(香港的士と香港小巴士のトミカ)は無事にみつかりました。

そごうの前は路面電車も走っているし、それっぽい高層ビルも見たので再び将軍澳へ。

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大家楽でカレー(ご飯の量だけは盛大だった)を食べて、観戦へ。

 

Session 7

  • 女子500mタイムトライアル
  • 男子スプリント(1/4決勝・第1レース)
  • 男子オムニアムI(スクラッチ10km)
  • 男子スプリント(1/4決勝・第2レース)
  • 女子インディビデュアル・パーシュート(予選)
  • 男子スプリント(1/4決勝・第3レース)
  • 男子オムニアムII(テンポ・レース10km)

女子500mタイムトライアル

ゆうべのSession 6で夜遅くまでスプリントを走っていた李慧詩選手ですが、この500mタイムトライアルにも参加しているので早速の大声援でした。33秒647で4位で通過したのですが、走ったあとの声援には手もふらず、決勝に向けて集中している雰囲気がまた格好よかった。

予選でも33秒台というのがひとつのボーダーといった感じでした。

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Women's 500m Time Trial Qualifications Results

男子スプリント(1/4決勝・第1レース)

この日の1/4決勝からは2レース(最大3レース)になるので最初の写真だけ(すみません)。

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Matthew Glaetzer選手、落差が大きいポジションが特徴的。

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男子オムニアムI(スクラッチ・10km)

日本からは今村俊介選手が参加。

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スタート前の間近で観る選手はベルギーのLindsay De Vylder選手。

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クラッチ・レースの優勝はスペインのAlbert Torres Barceló選手でした。

Men's Omnium Scratch Race Results

男子スプリント(1/4決勝・第2レース)

ロシアのDenis Dmitriev選手は第1レース、第2レースともニュージーランドのSam Webster選手に勝ち1/2決勝へ。オランダのHarrie Lavreysen選手も同様にニュージーランドのEdward Dawkins選手に勝ち決勝へ。イギリスのRyan Owens選手とドイツのMax Niederlag選手、ニュージーランドのEthan Mitchell選手とオーストラリアのMatthew Glaetzer選手の2組は決着せず第3ヒートへ。

女子インディビデュアル・パーシュート(予選)

日本からは梶原悠未選手が前日のオムニアムに引き続き参加。発走機がシートピラーで支えるため、サドル下のPower Controlと干渉してセッティングにひと苦労されてました(この発走機の方式だとフレームサイズが小さいと起こりうる問題です)。

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残念ながら予選通過はならなかったけれど、勝つ姿勢で前向きに取り組んでいるのはものすごく感じられました。

順番は前後しますが、ドイツのGudrun Stock選手のFES(FESは競技規則の建前上、一応市販ということになっているらしいのですが...)。

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オムニアムに優勝したイギリスのKatie Archibald選手も参加。

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オーストラリアのAshlee Ankudinoff選手。

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Women's Individual Pursuit Qualifications Results

男子スプリント(1/4決勝・第3レース)

第2レースで決着のつかなかった2組が再レース。どちらのレースもラインが際どいなあ、と思って観ていたのですが、判定によりイギリスのRyan Owens選手とニュージーランドのEthan Mitchell選手が決勝進出となりました(これをジャッジできないといけないのですね)。

男子オムニアムII(テンポ・レース・10km)

今回のスタート前の間近で観る選手は今村選手でした!

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韓国の박상훈(Park Sanghoon)選手の自信のある笑み(3周回先行してスプリントを3本を獲得していました)。

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レースはラップによる大量ポイント獲得へとシフトして、主集団へのラップを2回とスプリントを3本を獲得したニュージーランドのArron Gate選手が1位でした。競技規則の改定で潮目が変わった感じがします。

Men's Omnium Tempo Race Results 

2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その5(走路の修復作業)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。いろいろといっぺんに書くと読みづらいのでいくつか話題を分けてみます。今回は走路の修復作業について。

 

Session 6の女子オムニアムIII(エリミネイション・レース)で目の前で落車が発生し、走路が損傷してしまいました。

レース後すぐに、走路の管理のプロの方が目の前でほんの数分のうちに応急処置をされていて、その手さばきが素晴らしかったのでその一部始終を記録しました。

 

まず、損傷した部分の余分なささくれを全てカッターで切り取ります。

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次にサンドラバーで滑らかにします。

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最後にテープを貼って応急処置完了。

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走路の木屑も掃除します。

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そして、その日の全ての競技が終了したら、木パテで埋めて翌日も影響のないようにされていました(使用されていたのはドイツ製のBaufan Holzkittという製品でした。)

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様々な方の協力を得て開催れていました、世界選手権。敬意を表して書き綴ってみました。

2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その4(Session 6)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 

4月14日、夕方。

Session 5が終わったらすっかり夕方でした。

今のうちにホテルに戻ってチェックインを、ということでホテルへ戻りました。チェックインをお願いしたら受付の方が日本人である事を察してくれて翻訳アプリで説明してくれてたいへん助かりました。そしてオーバーブッキングでアップグレードします、でも料金はサービスしときますね、と。ありがとうございます。ルームキーをいただいてひと段落。

宿泊したのは会場にほど近い香港九龍東皇冠假日酒店(Crowne Plaza Hong Kong Kowloon East)というところでした。最初は値段を見ながら佐敦(Jordan)あたりを検討していたのですが、毎日地下鉄移動はしんどいなあ、こっちなら徒歩で会場入りできるし、ということでちょっと高いけど2泊ならまあよいかあ、と奮発しました。

そして、実はこのホテルは大会指定の宿泊施設なのでした(予約した後で知りました)。ロビーにはスタッフ向けの大会情報も。

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そしてすぐ横にはMichael Brian Cookson OBE UCI会長の姿が!(大変恐れ多い...)スタッフと待ち合わせをされていたようでした(そのまま会場へ向かわれたようです)。そしてエレベーターに乗ろうとすると各国のチームの選手やスタッフといっしょになってしまうというかなり特殊な体験をしました。

部屋で少し横になって(朝5:00に香港に到着してから12時間フル回転に近い感じでしたのでさすがに疲れました)、まずは子供の土産を探そうともう少しお店の多そうな二駅先の宝琳(Po Lam)まで地下鉄で行ってみました。ここも高層マンションが立ち並ぶ住宅地です。しかし意外によいものがなかったので、大慌てで一駅戻って会場のもうひとつの最寄駅の坑口(Hang Hau)から会場へ。

坑口の地下鉄の駅から單車館までも徒歩で数分でした。日も暮れてきて單車館の屋根に大会ロゴやスポンサーロゴを投影して迎えてくれました。

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Session 6

  • 男子ポイントレース
  • 女子スプリント(1/2決勝・第1ヒート)
  • 女子オムニアムIII(エリミネイション・レース)
  • 女子スプリント(1/2決勝・第2ヒート)
  • 男子ポイントレース表彰式
  • 男子インディビデュアル・パーシュート(3位・4位決定戦・決勝戦
  • 女子スプリント(3位・4位決定戦・決勝戦・第1ヒート)
  • 女子オムニウムIV(ポイント・レース)
  • 女子スプリント(3位・4位決定戦・決勝戦・第2ヒート)
  • 男子インディビデュアル・パーシュート表彰式
  • 女子オムニアム表彰式
  • 女子スプリント表彰式

夜の部は決勝戦がほとんどでアルカンシェルが決まる瞬間がいくつも観られました。

男子ポイントレース

日本からは倉林巧和選手が参加。写真はスタート前に飯島ヘッドコーチからのアドバイスを受けているところ。

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 間近で観る選手はこちらの方々。

ニュージーランドのRegan Gough選手。

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そしてアメリカ合衆国のZachary Kovalcik選手。

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レースはオーストラリアのCameron Meyer選手の本気の走りに魅せられました。思わず「キャメローーーーン!」と叫びたくなるような勢いでラップも2回獲得し、2位のベルギーのKenny De Ketele選手に36ポイント差をつけるという圧倒的勝利でした。 

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Men's Points Race Results

女子スプリント(1/2決勝・第1ヒート)

女子スプリント1/2決勝、ここからはテレビ中継と館内の大型ディスプレイ用にセグウェイを使用し牽制をシームレスに捉えるカメラが登場。

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第1ヒート1組目はオーストラリアのStephanie Morton選手とリトアニアのSimona Krupeckaite選手の対決でKrupeckaite選手が先行するもMorton選手の勝ち。

第2ヒート2組目は本命・ドイツのKristina Vogel選手と開催国・香港のスーパースター、李慧詩("Sarah"Lee Wai Sze)選手の対戦。会場にはいくつもの香港の国旗が広げられ大歓声が広がる中、李選手が先行でスタート。

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最後は盤石のスプリントでVogel選手が勝ちました。李選手への拍手が止まない中、拍手に手もふらずとても悔しそうにインフィールドに戻る李選手が印象的でした。

女子オムニアムIII(エリミネイション・レース)

間近で観る選手シリーズは中国の羅暁玲(Luo Xiaoling)選手とドイツのTatjana Paller選手。

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 エリミネイション・レースは中間スプリント時にラインを確保するために広がる傾向にあるので落車が発生しやすいのでは、と感じました。目の前で途中リトアニアのOlivija Baleisyte選手やイタリアのElisa Balsamo選手(昨年のロード世界選女子ジュニアで優勝した選手ですね)を含む落車が発生していました。

全体に広がる集団。オムニアムは通しで観るとそれぞれで違う集団の動きが比較しやすいのが興味深いです。

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エリミネイション・レースでの優勝はオーストラリアのAmy Cure選手でした。2位はオランダのKirsten Wild選手。

Women's Omnium Elimination Race Results

女子スプリント(1/2決勝・第2ヒート)

先ほどのエイリミネイション・レースの落車で損傷した走路の補修作業で少し時間を置いてから開始。第2ヒートも第1ヒートと同じくオーストラリアのStephanie Morton選手とドイツのKristina Vogel選手がそれぞれ勝ち決勝へ。

2組目のVogel選手と李選手がフィニッシュ後に互いを讃える姿を観るとこれなんだよな!と、思う。

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男子インディビデュアル・パーシュート(3位・4位決定戦・決勝戦

男子ポイント・レースの表彰式の後は男子インディビデュアル・パーシュートの決勝。

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残り周回集と縮まるタイム差に思わず写真を撮るのを忘れるほどでした。優勝はオーストラリアのJordan Kerby選手。先ほど表彰式でアルカンシェルを手渡されたMeyer選手が優勝したKerby選手を暖かく迎える瞬間が素晴らしい。

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Men's Individual Pursuit Results 

女子スプリント(決勝・3位・4位決定戦・第1ヒート)

決勝第1ヒートはVogel選手、3位・4位決定戦は李選手がそれぞれ勝利。

女子オムニウムIV(ポイント・レース)

本日最後の間近で観る選手は、台湾の曾可妡(Zeng Ke-Xin)選手(ツール・ド・おきなわにも参加しているので馴染みのある方も多いかと思われます)。

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オムニアムの最後はポイントレース。ここまでの3レースでイギリスのKatie Archibald選手が112ポイント、オーストラリアのAmy Cure選手が112ポイント、オランダのKristen Wild選手が106ポイントを獲得してのスタート。ベルギーのLotte Kopecky選手、そして日本の梶原悠未らがラップに成功するもArchibald選手が手堅くポイントを重ねて優勝しました。

そして何故かこのレース、観ることに熱心になっていたのか疲れが限界に達したのか、写真を1枚も撮っていなかったのでした(ああ...いち観客なのでお許しください)。

Women's Omnium Final Classification

女子スプリント(決勝・3位・4位決定戦・第2ヒート)

本日最後のレース。まずは3位・4位決定戦。再び李選手への熱い声援が響く中、見事に李選手が勝ち3位決定。客席に香港の国旗がいくつも広がりバウヒニアの花が咲き、李選手もようやく笑顔に。

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最後は決勝。こちらはVogel選手が圧倒的な脚力で優勝!

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今までテレビやストリーミングの向こう側だった選手が目の前で決めた優勝に胸がいっぱいになったところで最後は表彰式。国旗掲揚はなく、代わりに大型ディスプレイに国旗掲揚のCGが流れていました。

Women's Sprint Results

 

外に出たらすっかり夜も更けて日付が変わるまであと少し、といった感じでした。部屋に戻ってお風呂に入ってからベッドで横になっていたらそのまま朝になっていました。 

 

 

2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その3(香港單車館内いろいろ)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 Session 6の話の前に閑話、ということで今回は香港單車館の中にあった設備の写真をいろいろと。競技そのものの話題からは逸れるので別のエントリーにしておきます。

まずはお馴染みTISSOTのラップカウンターと打鐘

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 フィニッシュ・ジャッジ・ポディウムには計測設備が。Tissot Live Timmingに流している情報の元ではないかと。

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続いて放送機器。單車館内の映像を魅力的にお伝えするためにあちらこちらにカメラが。

まずフィニッシュライン撮影用のカメラ。TVBのステッカーが貼ってあり、地元香港の無綫電視が制作に協力しているのがわかります。

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ホームストレートを正面のやや高い位置から撮影する用。

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こちらもホームストレートを正面から。フィニッシュラインの正面用でしょうか。

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昨年のワールドカップの中継の時に気になったのですが、最終コーナーへのスプリントの流れをスムーズに捉えるためのカメラクレーン。これを設置したおかげでこの一角の席は使用できなくなっていました。

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他にも小さなカメラがあちらこちらに。

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会場全体を捉えるための高い位置に設置されたカメラ。

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なぜこれだけの多くのカメラがあるのかというと、NHK BS1で放映予定のダイジェストで確認してみて欲しいと思います。日本のスポーツ中継にありがちな選手をズームしたりパンしながら捕らえることを基本的にしていません。自然な目線になるようなアングルの切り替えを行っています。

その他、インフィールドにもRFのカメラが2台待機していました。

 

フィニッシュラインに並んだ最上段がテレビ中継用のコメンタリー・ポジション。

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昨日も少し触れましたがホーム・バック側にスポットライトが各5機。

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アニメーションの投影もできるXLITEのHOT BEAM 280が各10機。

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スターターポディウムにも仮設スピーカーが。その後ろはパーシュートやタイムトライアルで使用するためのラップカウンター。こちらは側面にスイッチがあって手動で表示を変更する仕組みでした。

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2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その2(Session 5)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 

4月14日の続き。

朝食を食べてまだまだ時間もあるのだけれど、将軍澳の界隈はいわゆる高層マンションが立ち並ぶ新興の住宅地なのでショッピングモールぐらいしか時間をつぶす場所もなく、しかしまだお店も開いていないので一旦会場の香港單車館へ行ってみることに。

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今までインターネットの向こう側だった世界についに来てしまったのだなあ、と、非常に感慨深い。

まだブースも開いていないので、各国の参加選手やスタッフが通りがかるのを眺めて、また会場周辺をぶらぶらと。時間もまあまあ潰れたので單車館からほど近い尚徳広場(Sheung Tak Plaza)というショッピングモールの麥當奴(マクドナルド)で簡単に腹ごしらえをして(注文は店内のカウンターの手前にあるタッチパネル式のディスプレイで自分でメニューを組み立ててオクトパス・カードで支払うと完了するので非常に楽でした)、いよいよ個人的初世界選観戦へ。

 

チケットは香港のTicketflapという最近流行のチケットレスサービスで予約・購入する仕組みでした。チケットを購入したらあとは発行されるQRコードを入場時にスキャンしてもらうだけで入場できました。

 

早速会場内へ。BGMも流れていて、エンターテインメント性も高く気持ちも期待も高まる。予約できたホーム側の最前列の席へ。

このあとの男子インディビジュアル・パーシュート予選の練習に余念のない今村俊介選手と飯島誠ヘッドコーチ。

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場内の様子。

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定刻になるとBGMが変わり、大型ディスプレイにオープンニングのCGが流れいよいよ!といった感じで国旗のCGを流し参加各国の紹介へ。

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照明も常設のようでバリライトを使ってしっかりと盛り上げていました(そういえば映画「破風 to the fore」でもここ香港單車館を使っていて競技場内で照明効果活かしたシーンがありましたね)。

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Session 5

  • 男子スプリント(予選・200mタイムトライアル)
  • 女子オムニアムI(スクラッチ・レース)
  • 男子スプリント(1/16決勝)
  • 男子インディビジュアル・パーシュート予選
  • 男子スプリント(1/8決勝)
  • 女子オムニアムII(テンポ・レース)

男子スプリント(予選・200mタイムトライアル)

まずはスプリント予選から。200mの個人タイムトライアルは普通に考えたらつまらない内容になりがちですが、BGMとMCを活かし場内を盛り上げていました。フライング・ラップなのでまず走路外周の助走で選手が観客の目の前を通りすぎるのを盛り上げるように。

ちょうど3コーナーあたりの席が地元の子供達(スポーツ少年団か何かのようでした)が招待されていて、間近に走る選手を食い入るように観ていたのが印象的でした。

マレーシア共和国のMohd Azizulhasni Awang選手。

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日本の河端朋之選手にも視線が。

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ロシアのDenis Dmitriev選手が9.645秒の最速タイムで予選1位通過。短期登録選手制度を利用して日本の競輪も走っているのでお馴染みですね。

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Men's Sprint Qualifying results

女子オムニアムI(スクラッチ・レース)

そして個人的に注目の女子オムニアム(オムニウム)。日本からは梶原悠未選手が参加。

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オムニアムはタイム計測系の種目が外れたので、全てのレースがフライング・スタートとなったので最前列で観る楽しみは割とそのあたりだったりします。

最初のスクラッチウクライナのTetyana Klimchenko選手がすぐそばに(そしてその前はなんとオーストラリアのAmy Cure選手でした)。

香港單車館独特の強化ガラス越しの眺めはこんな感じ。

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英国のKatie Archibald選手、アメリカのSarah Hammer選手、オランダのKirsten Wild選手、ベルギーのLotte Kopecky選手も走っているし、こちらもいままでインターネットの向こう側で追いかけていた世界が目の前の現実に!

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これだけでお腹いっぱいになりそうです。スクラッチの優勝は英国のKatie Archibald選手でした。

Women's Omnium Scratch Race Results

男子スプリント(1/16決勝)

競技の進行はスムーズで途切れるところを全く感じさせない。そしてせわしなく動き回って指示を出しているTV HOSTのビブを着た方を眺めつつ、世界選はヨーロッパを含めて世界規模でリアルタイムで中継されているため、テレビの進行のペースなのだなあ、となんとなく。

そして男子スプリント1/16決勝。最前列でやや中央よりはエプロンから出てくる選手がよく見えます。こちらはポーランドのKamil Kuczynski選手。

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個人的にはスターターのChristian Magiera氏が走路を後ろ歩きで登りながらバック側のジャッジをしているところが見れたのが収穫でした。

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男子インディビデュアル・パーシュート(予選)

続いて男子インディビデュアル・パーシュート予選。選手にペースを知らせるためにタブレットを使用するチームもいくつか。コーチの方のタブレットの操作を見ている限りではチームによってタイムの計測ポイントは異なっているようでした。

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発走機のセッティング風景。

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 Men's Individual Pursuit Qualifying Results

女子オムニアムII(テンポ・レース)

男子スプリントの1/8決勝を経て、最後は女子オムニアムのテンポ・レース。

間近で観る選手・その2はフランスのRoxane Fournier選手。

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テンポ・レースは導入された当初は競技規則だけでしか触れることができなかったもののひとつです。実際に観ると4周回過ぎてからのポイントが加算される周回に入ってからのスピード感が他の種目とは独特で飽きさせる隙がありません。

今年1月の競技規則の改定で主集団へのラップが達成できると20ポイント加算も導入されたため常に前へ出る動きが重要に感じました。

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クラッチに続きテンポ・レースも優勝は英国のKatie Archibald選手でした。

Women's Omnium Tempo Race Results

以上、Session 5の話でした。

(長くなりすぎるので男子スプリントの細かい部分まで触れられませんでした。すみません。)

2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その1

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。最終的に3日目から最終日5日目まで滞在することができました。その紀行文を何回かに分けて書いてみたいと思います。

今回は現地にたどり着いたあたりまでの話です。

昨年、香港での開催が決定になって日本から近いようだから行ってみよう、と日程が決定してから約半年ほどかけて少しずつ準備していました。航空券も宿泊の予約も観戦チケットの購入も全部インターネットで問題なく完結して、いざ出発。

 

4月13日深夜。

往路の飛行機は香港エクスプレスUO623便という深夜便でした。羽田空港国際線ターミナルでチェックインを済ませ(入れたレンズで規定より3kgほど重くなった荷物は見逃してもらえました)、出国手続きを済ませ、ゲート前で待機。LCCということもあるのか、手にしたパスポートを見る限り大半が香港の若い人ばかりだったので幾分か気楽な雰囲気の中で深夜の出発を待つことに。

搭乗時間になって乗り込んでからしばらくたってもゲートを離れる雰囲気もなく、コックピットのドアも半開きで何かを待っているよう。しばらくするとパイロットに書類が渡され、コックピットのドアも閉まりいよいよ離陸。室内の照明も消えて、なんとなくうとうとしていると空の上でした。途中かなり揺れましたがまだ夜明け前の香港国際空港に到着。

 

4月14日、朝。

さて入国も特に問題なく済ませ、空港の両替レートも0.632ぐらいで聞いていたほど悪くなかったので早速2万円を両替して、最初は八逹通(オクトパス・カード)の購入から(いわゆるSuicaPasmoに相当する電子マネーで、地下鉄・バスの他、コンビニエンスストアや飲食店なのでも支払いに使えます)。到着ロビーの正面が地下鉄の案内所なので、そこでたずねると"Here!"って返ってきて150HKDを支払いあっさり手に入りました。

到着ロビーの早朝から営業している飲食フロアは6:00を回った段階で早くも列ができていたので、まずは会場の香港單車館(Hong Kong Velodorome)ある将軍澳(Tseung Kwan O)までバスで移動することに。

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バスターミナルまでの途中のスロープのデジタルサイネージで世界選の宣伝をやっていて来たんだなあ、という気持ちに。表に出るといつも見ている空と普通に日本のような雰囲気の建物。

香港の路線バスは2階建て。そして料金は一律なので長く距離を乗らないとお得感がない感じ。

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将軍澳への路線はE22Aというのも事前に調べておいたのでしばらく待って無事に始発のバスに乗車できました。将軍澳は香港の東側なので西側にある空港から中心地を横切る感じ。香港ビギナーよろしくな2階の一番前の席を確保。

空港周辺の交差点はラウンドバウトなので交差点ごとにものすごく振られるのでちょっとしたアトラクション感覚があります。周辺の細かい停留所にひと通り止まったら高速道路に入り、いよいよ中心部へ。林立する高層ビルが見えてくる。

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九龍(Kowloon)の趣きのある古いビルの横を通り、再び山の風景が見え、Tseung Kwan O Tunnelと書かれたトンネルを越えるとあっさりと将軍澳に到着しました。時間にして1時間弱くらい。ほとんど高速道路を走っていたのですが、朝のラッシュのようなものは見かけませんでした。

会場の横を通り、最初の交差点を曲がったところの停留所がなんとなく宿に近そうだったのでそこで降りました。

とりあえずはホテルで荷物を預かってもらい(いきなり英語がいまひとつ通じない感じでかなり苦労したけれどなんとかなりました)、まずは13:30からのSession 5の競技開始まで将軍澳を散策することに。

ホテルのある建物の1階と2階(香港風に表記するとGFと1F)はPopCornというショッピングモールになっていて、隣のビルとも繋がっているので全体でかなり大きな商業施設となっていました。

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世界選の開催に合わせたそれらしい展示もあったりで。

朝食はこちらも事前に調べておいた、その二つ隣のビルのTseung Kwan O Plazaというショッピングモールにある大家楽(Café de Coral)へ。現地発音だとダイガーロぐらいの感じの中華ファミリーレストラン。そのあと行った店もでしたが、基本のシステムとしてはレジで注文、調理カウンターへシートを提出して作ってもらって、相席で食べる感じ。

メニューは全て広東語。ただ写真があるのでなんとなく麺類のものに目星をつけてとりあえず注文しようとレジへ。番号で注文すればいいのでそこは英語で。その後、広東語で捲し立てられるようにあれこれ言われてよくわからなかったのですが、どうやら身振りから想像するにテイクアウトもあるので店内で食べるのかどうかを聞かれていたのでした。注文に成功しなんとか朝食に。

 

ここまでで香港到着後3時間程度の話でいきなり初めて体験だらけなのだけれど、まあまあなんとかなっていると思いました。

次回は会場周辺とSession 5観戦の話です。

2017年のUCIウィメン・エリートのレースカレンダーから

前回フォローできなかったウィメン・エリートのレースカレンダーからクラス1とクラス2について。現時点で確認できる10月24日までのレースをクラス別で書き出してみました。

1day - class 1

  • 2/25 Omloop Het Nieuwsblad - vrouwen elite / Circuit Het Nieuwsblad - Femmes Elite (BEL)
  • 2/26 Spar - Omloop van het Hageland - Tielt-Winge (BEL)
  • 3/22 Dwars door Vlaanderen / A travers la Flandre (BEL)
  • 4/22 EPZ Omloop van Borsele (NED)
  • 4/29 Tour de Yorkshire Women's Race (GBR)
  • 5/7 Trofee Maarten Wynants (BEL)
  • 5/14 Dwars door de Westhoek (BEL)
  • 5/26 La Classique Morbihan (FRA)
  • 5/27 Grand Prix de Plumelec - Morbihan Dames (FRA)
  • 5/28 Gooik-Geraardsbergen-Gooik (BEL)
  • 5/29 Winston Salem Cycling Classic (WE) (USA)
  • 6/1 Grand Prix Cycliste de Gatineau - RR (CAN)
  • 6/2 Chrono de Gatineau - ITT (CAN)
  • 6/11 SPAR Flanders Diamond Tour (BEL)
  • 9/10 Chrono Champenois - Trophée Européen (FRA)
  • 9/30 Giro dell'Emilia Internazionale Donne Elite (ITA)
  • 10/17 Gran Premio Beghelli Internazionale Donne Elite (ITA)
  • 10/15 Chrono des Nations (FRA)

 1day - class 2

  • 1/28 Cadel Evans Great Ocean Road Race (AUS)
  • 3/1 Le Samyn des Dames (BEL)
  • 3/12 Drentse Acht van Westerveld (NED)
  • 3/29 Pajot Hills Classic (BEL)
  • 4/3 Grand Prix de Dottignies (BEL)
  • 4/25 GP della Liberazione PINK (ITA)
  • 5/13 Rabobank 7-Dorpenomloop Aalburg (NED)
  • 5/16 Durango-Durango Emakumeen Saria (ESP)
  • 5/20 Salverda Omloop van de IJsseldelta (NED)
  • 5/21 36. SwissEver GP Cham - Hagendorn (SUI)
  • 5/27 Horizon Park Women Challenge (UKR)
  • 5/28 VR Women ITT (UKR)
  • 6/4 Keukens Van Lommel Ladies Classic (BEL)
  • 6/9 Ljubljana-Domžale-Ljubljana TT (SLO)
  • 7/9 White Spot / Delta Road Race WE (CAN)
  • 7/14 Grand Prix of Boise (USA)
  • 8/5 Erondegemse Pijl (Erpe-Mere) (BEL)

男子のレースと併催されている大会が多く馴染みがあります。

クラス1だとオムロープ・ヘット・ニウスブラット、オムロープ・ファン・ヘット・ハーヘラントの二連戦。ヘント周辺での開催のため裏ステージ・レース的な雰囲気で、余力があるチームは微妙に選手を変えてきたり。

ゴーイク - ヘラールツベルヘン - ゴーイクやツール・ド・ヨークシャー・ウィメンズ・レースも比較的情報が入ってきやすい感じです。

クラス2ではカデル・エヴァンス・グレート・オーシャン・ロード・レース、ル・サミン・デ・ダム、ドゥランゴドゥランゴ・エマークミーン・サリアあたりは情報を追いやすい感じです。

7月のグランプリ・オブ・ボイシは今年から開催される新規のレース。

  • stages - class 1
  • 4/8 - 4/10 The Princess Maha Chackri Sirindhorn's Cup "Women's Tour of Thailand" (THA)
  • 4/28 - 4/30 Festival Luxembourgeois du cyclisme féminin Elsy Jacobs (LUX)
  • 5/17 -5/ 21 Emakumeen XXX. Bira (ESP)
  • 6/16 - 6/18 Giro del Trentino Alto Adige - Südtirol (ITA)
  • 7/12 - 7/18 Internationale Thüringen Rundfahrt der Frauen (GER)
  • 7/13 - 7/16 BeNe Ladies Tour (BEL)
  • 8/5 - 8/13 La Route de France (FRA)
  • 9/5 - 9/8 Lotto Belgium Tour (BEL)

stages - class 2

  • 1/14 - 1/17 Santos Women's Tour (AUS)
  • 3/8 - 4/11 Semana Ciclista Valenciana (ESP)
  • 3/30 - 4/2 Joe Martin Stage Race (USA)
  • 4/5 - 4/9 Healthy Ageing Tour (NED)
  • 4/19 - 4/23 Tour of the Gila (USA)
  • 4/26 - 4/28 Tour of Zhoushan Island (Shengnsi Stage) (CHN)
  • 4/27 - 4/30 Apr Gracia Orlova (CZE)
  • 5/3 - 5/7 May Vuelta Femenina Internacional a Costa Rica (CRC)
  • 7/6 - 7/9 Tour de Feminin - O cenu Českého Švýcarska (CZE)
  • 7/19 - 7/23 Cascade Cycling Classic (USA)
  • 8/21 - 8/24 Trophée d'Or Féminin (FRA)
  • 9/8 -9/10 Premondiale Giro Toscana Int. Femminile - Memorial Michela Fanini (ITA)

 

男子のレースに比べると三大ステージ・レース的なものは無く、短い日程なので物足りなさを感じるかもしれません。

しかし「理事会による例外が認められない限り,6日間に限られる」という鉄の掟系のUCIの競技規則で長い大会は設定されません。

ステージ・レースになるとアジアやオセアニアの大会も目につきます。

タイのマハー・チャクリ・シリントーンズ・カップ・ウィメンズ・ツアー・オブ・タイランドや中国のツアー・オブ・ヂョウシャン・アイランドは日本のナショナル・チームが強化遠征で参加で有名ですね。タイは現地のニュースで取り上げられるので映像は見られます。中国は情報の少ないエリアなのですが、微博のアカウントを作ってみたので今年はこちらで探してみようと思います。 

 

最後におまけ的にクリテリウムについても拾ってみました。

criterium

  •  1/4 Australian Elite Road Championships (AUS)
  • 1/26 Cadel Evans Great Ocean Road Race Albert Park Grand Prix (AUS)
  • 4/22 The Charlotte Criterium (USA)
  • 4/30 11th Annual Dana Point Grand Prix of Cycling (USA)
  • 5/7 - 5/9 Alabama Cycling Classic presents Sunny King Criterium (USA)
  • 5/13 Wilmington Grand Prix (USA)
  • 5/28 Winston-Salem Cycling Classic Criterium (USA)
  • 6/2 Oklahoma City ProAm Classic (USA)
  • 6/2 The Keystone Open (USA)
  • 6/9 - 6/11 Saint Francis Tulsa Tough (USA)
  • 6/10 - 6/11 Air Force Association Cycling Classic (USA)
  • 7/2 USA Cycling Pro Criterium National Championships (USA)
  • 7/7 - 7/9 Natural State Criterium Series (USA)
  • 7/15 ASWB Twilight Criterium (USA)
  • 7/22 - 7/23 Intelligentsia Cup p/b SRAM (USA)
  • 7/24 Daags na de Tour (NED)
  • 7/25 Profronde van Surhuisterveen (NED)
  • 7/26 Acht van Chaam (NED)
  • 7/27 Herentals Fietst (BEL)
  • 7/30 Natour Criterium (BEL)
  • 7/30 7e (Prof) Cityronde van Tiel (NED)
  • 7/31 38e Draai van de Kaai (NED)
  • 8/2 Ridderronde Maastricht (NED)
  • 8/3 33e Profwielerronde van Oostvoorne (NED)
  • 8/5 Littleton Twilight Criterium (USA)
  • 8/8 Gouden Pijl (NED)
  • 8/12 - 8/13 34th Chris Thater Memorial Criterium (USA)
  • 8/13 Profronde Etten-Leur (NED)
  • 8/19 Rochester Twilight Criterium (USA)
  • 8/26 - 8/27 River Gorge Omnium (USA)
  • 9/1 - 9/4 Green Mountain Stage Race (USA)
  • 9/11 Thompson Criterium of Doylestown (USA)
  • 9/16 Mayor's Cup Boston (USA)

国際大会のカレンダーとしてのクリテリウムはオーストラリア、アメリカ、オランダ、ベルギーでのみ申請されている感じです。しかしこうやって書き出してみると、アメリカでは本当に毎週末クリテリウムを開催している感じがよくわかりますね。