Raphaスーパークロス野辺山

2015年11月29日・滝沢牧場
CM2 38位(出走74名・完走70名中・走行83%)

今シーズンのシクロクロスは諸事情でこのレースのみ参加。勝つための練習がしたいとは思いつつもそれほどまとまった形で時間があるわけでは無かったりで。

ひと月ぐらい前からの休日は、なるべく日中に時間がとれるように朝の2時間程度を中・高強度の練習にあて、夕方は短時間で集中してできる8の字のスキルトレーニングに分けたり、加えて早朝の誰もいない時間の公園で低い一本橋シケイン代わりにして練習してみたり程度の工夫はしてみました。

あとは職場で座りながら足の指の運動をこまめに。これでずいぶん踏める感覚が戻りました。

 

野辺山のレースは家族での小旅行も兼ねているので土曜日の午前中は移動に費やし、午後に現地に着き、シングルスピードとUCIエリートレースを観戦しつつ上手な人のライン取りなどを研究しておきました。

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シングルスピードの仮装のうち、うちの子供に一番ウケがよかったのはBUCYO COFFEEのアシモでした。ちょうど着ているところを見かけて気になったようです。

 

日曜日は宿泊したホテルの方のご配慮で6:30から朝食を提供していただいたので、ホテルから自転車に乗って自走で会場まで行き試走をしました。

道路の電光掲示板が示す気温はマイナス2℃。コースも凍っていて乗れない箇所がいくつか。日中になれば全て溶けてコースコンディションは変わるので、障害物の確認程度に絞って3周回しました。自転車が汚れなかったので助かりました。

試走を終えて再びホテルまで自走。雪の積もった八ヶ岳の稜線を眺めて、時折車が通る以外はしーんとしてリラックスできてよかったです。

ホテルに戻り、改めて自動車で家族といっしょに会場へ。家庭内コミュニケを出しておいたので準備もいろいろとスムーズ。自転車レース会場における選手の行動に詳しい人が家族にいれば問題ないですが、なかなかそうもいかないので必要なことだけ書き出して伝えておけば居て欲しいときにいなかったりも避けられます。

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念入りにアップをすませ、会場の前の道路を自転車で流していて気づいたのですが、冷たい空気がたまっている場所があるようだったので、なるべく温かい場所でコールまで待機しておきました。

今年からAJOCCのマスターズカテゴリーが正式に運用されたため、自分の走るレースはCM2とCM3の混走となり80名近いエントリーでほぼ最後尾からのスタート。

スタートの合図で走り出しましたが心の中で「クリートキャッチプリキュア!」の呪文をとなえるもクリートがなぜかはまらず最初のコーナーに到達。そしてお約束的な落車が真横で発生しましたが即座に回避して前へ。このタイミングでようやくクリートキャッチ。

1周目のショートカットのコースに入り、ブース横の短いステップの登りは渋滞したので一旦降りましたがリマウントは以外にスムーズでダブルピット手前の泥から少しずつ遅れている人を数名パス。

フライオーバーの階段は通勤で駅の階段を登るときにステップが途切れない練習をしているのでここも抜きどころ。

再び舗装路に出てからのゆるい直線の登りでもかなり抜いて3名程度の安定した集団でしばらく走りました。泥はそれほど問題なく乗車できる感じ。

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写真は黒くま(@FABtronika)さん。ありがとうございます。

ただ草のスイッチバックのコーナーが微妙にすべる感じで、空気圧が微妙に高かったのかも、とあとで思いました。

昨年に比べれば泥はひどくなかったですが、その分ほどよい粘り具合なのか、後半はハンガー付近に積もった泥でタイヤがバリバリと音をたてるほどでした。

周回を重ねるうちに少しずつ凡ミスが出てきて、抜かされることはなかったですがいっしょに走っていた人から少しずつ遅れて単独でゴール。

同じ集団ではスキルの差で最後に負けた感じです。

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写真はKIKUZO(@ratsCRZ)さん。いつもありがとうございます。

今年はあんまりレース会場に足を運べていないものの、いつも覚えていてくれている皆様からのたくさんのご声援が励みとなりました。ありがとうございました。

 

終わってひと段落したら個人的に一番のイベントのキンダーガーデンのレース。

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ホールショットはいい感じでしたがどうやら他の子と接触して遅れた模様。

そういうことにも動じなくなったあたりに子供の成長を感じます。

 

そのあとのUCIエリートレースも見たかったのですが、早めに帰路につきました。

今は土曜の朝から日曜日の夕方まで全部の時間を楽しむ余裕はないですが、今楽しめる範囲でもじゅうぶん楽しめました。

また来年参加したいと思います。ありがとうございました。