2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その5(走路の修復作業)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。いろいろといっぺんに書くと読みづらいのでいくつか話題を分けてみます。今回は走路の修復作業について。

 

Session 6の女子オムニアムIII(エリミネイション・レース)で目の前で落車が発生し、走路が損傷してしまいました。

レース後すぐに、走路の管理のプロの方が目の前でほんの数分のうちに応急処置をされていて、その手さばきが素晴らしかったのでその一部始終を記録しました。

 

まず、損傷した部分の余分なささくれを全てカッターで切り取ります。

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次にサンドラバーで滑らかにします。

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最後にテープを貼って応急処置完了。

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走路の木屑も掃除します。

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そして、その日の全ての競技が終了したら、木パテで埋めて翌日も影響のないようにされていました(使用されていたのはドイツ製のBaufan Holzkittという製品でした。)

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様々な方の協力を得て開催れていました、世界選手権。敬意を表して書き綴ってみました。