各都道府県自転車競技連盟のウェブサイト一覧(2020年1月現在)

以前に各都道府県にある自転車競技連盟が主催している大会にどのようなものがあるのか気になり、調べてGoogleカレンダーにまとめていたのですが、なかなか全てをフォローできず、かつ自分自身も慌ただしい状況で更新もままならなくなっていて、興味をもって見ていただいている方に申し訳ない感じでした。

改めて整理してみたく、まずは各都道府県自転車競技連盟のウェブサイトを検索してブックマークを自分のChromeに作成しました。JCFのサイトに加盟団体一覧がありそこにリンクもあるのですが、更新がされていなっかたりもしているので改めて。中には見つからない(存在していない?)ところもありました。

Facebookページを運営しているところは合わせて掲載しました(いいね!しておくとよいかと思います)。必要な情報として大会の要項・参加者リスト・コミュニケ・リザルトが知りたいので、ツイッターについては除外しました。

以下、一覧です。

北海道自転車競技連盟

青森県自転車競技連盟

岩手県自転車競技連盟

秋田県自転車競技連盟

宮城県自転車競技連盟

茨城県自転車競技連盟 茨城県自転車競技連盟Facebookページ

栃木県自転車競技連盟

群馬県自転車競技連盟Facebookページ

埼玉県自転車競技連盟

千葉県自転車競技連盟

東京都自転車競技連盟 普及委員会 普及委員会Facebookページ

神奈川県自転車競技連盟

山梨県自転車競技連盟

新潟県自転車競技連盟

長野県自転車競技連盟

富山県自転車競技連盟

石川県自転車競技連盟 石川県自転車競技連盟Facebookページ

福井県自転車競技連盟

静岡県自転車競技連盟 静岡県自転車競技連盟Facebookページ

愛知県自転車競技連盟 愛知県自転車競技連盟Facebookページ

三重県自転車競技連盟

岐阜県自転車競技連盟 普及員会 普及員会Facebookページ

滋賀県自転車競技連盟

京都府自転車競技連盟 京都府自転車競技連盟Facebookページ

大阪府自転車競技連盟 大阪府自転車競技連盟Facebookページ

兵庫県自転車競技連盟

奈良県自転車競技連盟 奈良県自転車競技連盟Facebookページ

鳥取県自転車競技連盟

島根県自転車競技連盟 島根県自転車競技連盟Facebookページ

岡山県自転車競技連盟

広島県自転車競技連盟 広島県自転車競技連盟Facebookページ

山口県自転車競技連盟 山口県自転車競技連盟Facebookページ

香川県自転車競技連盟

徳島県自転車競技連盟 徳島県自転車競技連盟Facebookページ

愛媛県自転車競技連盟 愛媛県自転車競技連盟Facebookページ

福岡県自転車競技連盟 福岡県自転車競技連盟Facebookページ

長崎県自転車競技連盟

熊本県自転車競技連盟 熊本県自転車競技連盟Facebookページ

大分県自転車競技連盟 大分県自転車競技連盟Facebookページ

宮崎県自転車競技連盟 宮崎県自転車競技連盟Facebookページ

鹿児島県自転車競技連盟 鹿児島県自転車競技連盟Facebookページ

沖縄県自転車競技連盟 沖縄県自転車競技連盟Facebookページ

また、GoogleドライブにChromeにインポートできるHTMLファイルをアップロードしました。ご自由にどうぞ。

localfederation.html (30KB)

カレンダーのほうは今後充実させていく予定です。

写真の話など

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しばらくブログには全く手がつかなかったのですが、久しぶりに書いてみようかと。

きっかけはたんねさんこのエントリー。

写真趣味経費がさらにアップ予感:flickrの赤字商売 - tannenbaum居眠り日記💤

趣味として撮っているだけでもそれなりにコストがかかるのですよね。

 

Fkickrは流行りかなあ、と感じた頃に格好よさそうだったのでお試しでアカウントを作成したのですが、課金とYahoo.comのアカウントが必要だったので放置してしまいました。

そして環境が整っているGoogleフォトにアップロードするようになり現在に至ります。

圧縮がかかるけれど、印刷するわけでもなくウェブへの転載するがメインのデータ置き場ならば何の問題も感じないのと、Android端末を使うとシェアが簡単というのが一番の理由でしょうか。

そしてデータ保管について最初はブルーレイディスクを考えていたのですが、バルク包装のHDDで行うことにしました。
現像を終わらせてデータを移せばそれっきりだし、データ転送の時間とか含めていろいろ安上がりですよね。

 ケースはこちら。 

 

RAW現像はキヤノンのカメラについてくるDigital Photo Professionalで。Adobe Lightroomを使うとそれなりに綺麗になるのですが、私の尊敬するとあるフォトグラファーの写真まんまのテイストに仕上がったことがあったので、これは使ってはいけない気がしました。

 

あと、枚数を撮ることについてはその筋の専門家的な方と活動が被ってしまうのと、プレス申請もしないモグリだとかそんな状況なので、すごくいい写真が撮れるわけでもないと気づきました。なので個人的にはお任せしてやらないことにしました。

やっぱり自分の撮りたい写真を自分の位置から丁寧に撮るのが一番なのかな、と。

そしてそんな時間があるならスタートラインに一緒に並んでよ、と昔の一緒に走っていた友達に言われてしまうのでそっちのほうに取り組むのがいいのかも、と最近思い始めています。

家の近所に24時間営業のジムもオープンして早速会員になったことですし、どこまで出来るのかは不明ですがその時にはまたよろしくお願いします。

2018 - 2019トラックワールドカップ香港大会日帰り観戦記・その4

トラックワールドカップを日帰り観戦した話を書いています。

前回からの続きであと少しだけ。

 

復路のフライトに間に合わせるためまた地下鉄を4回乗り換えて空港へ(港島線へ乗り換えて中環駅から香港駅まで歩き機場快速(エアポート・エクスプレス)に乗り換えるルートもあるのですが、このルートを推奨してくるため)。

青衣駅でエアポート・エクスプレスの改札が一時的に通過できないという双六的な体験もしましたが、空港へ到着。

ジェットスターのカウンターでチェックインを済ませ、出国審査も特にこれといった事もなく通過できたのでL7にあるBeef & Libertyというお店へ。ここは1:30まで営業していてビールの種類もまあまああるようなので。

メニューをざっと見て、片言でやりとりしながら(戸惑っていると向こうからメニューを指さし「ドレ?、コレ?」と日本人ってわかるんですよね)、香港のマイクロブリュワリー、門神の玉皇大帝IPAを(しっかりとした味で美味しかった)。

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そしてフリッツ。ディップにサムライっぽいマヨネーズもついてきました。

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LCCの待遇の悪さのひとつに搭乗口が遠いというのがあるのですが、今回は搭乗口が17番だったのでたくさん歩かなくてすみました。そしてまた日本人は私だけのような感じ(この深夜のGK20便は利用者が多い時期だけ飛ぶようです)。客室乗務員の方が日本人だったので少しだけほっとしました。

またほぼリクライニングしない席ですが気がついたら朝焼けと見覚えのある房総半島の風景が窓から視界に飛び込んできてもう着陸体制でした。

そして前日雪が降ったらしい成田空港第3ターミナルに到着。寒かった。

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入国審査でえらい厳しくされたのですが、確かにLCCで到着した上に髭も剃れてない顔で通過しようとしたら厳しくされるよなあ、と。

第2ターミナルのJRの駅まで歩け歩け大会をして成田エクスプレスに乗り、東京駅で通勤路線の丸ノ内線に乗り換えるとあとはいつもの流れで無事帰宅できました。

 

夜のセッションでいただいた記念品たち。スティックバルーン、タオル、フェイスシール、そしてパンフレット。上のマフラータオルは会場外のブースで單車Sundayのフェイスブックページに「いいね!」して自分のウォールにシェアすればもらえました。

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このパンフレット、A5サイズというのがよかったです。日本の自転車イベントだと何でもA4サイズで作成されるので参考にしていただければと(長辺が30cm近くあるものは持ち運びがたいへんなのですが、お気づきでしょうか)。

中は寄稿文や種目の説明、香港ナショナルチームの紹介、そしてコミセールパネルなど競技役員一覧もありかなり私にとっては貴重な内容でした。

 

最後に。

今回の大会は日本ナショナルチームのエントリー数も多く、またその分スタッフも多く、一昨年の世界選手権と比べるとよい方向に向かっていると感じました。あの時のチームを外から見ていた時に感じたことを思い出すと、2年で積み上げたものの素晴らしさとこれからの活躍がさらに素晴らしいものになることを強く感じました。また、こういった事は現地に行かないとわからないと思うのです。

11月の終わりに香港で次のシーズンのワールドカップが開催されます。

2020年を前に、もしも今回の一連のエントリーを読んで行ってみたい気になったらぜひ足を運んでみてください(そして私は懲りずにLCCのサイトを眺めているところです)。

2018 - 2019トラックワールドカップ香港大会日帰り観戦記・その3

トラックワールドカップを日帰り観戦した話を書いています。

 

前回からの続き。午後のセッションが終わり表へ。

香港單車館前の交差点は車歩分離式なので、横断歩道は縦横しかないけれど実質スクランブル交差点です。地元の方の真似をして斜め横断でショートカットして、夜のセッションまでの2時間のうちに早めの晩ごはんや買い物など。

一昨年以来のイオンも入っているショッピングモールの将軍澳広場へ。中華ファミリーレストランの大楽家のメニューがいまひとつだったので、同系列の麺類(雲吞麺)とお粥がメインの一粥麺へ。

京風なんとか(漢字)みたいな餡かけそばっぽいのを勢いで注文しました(といっても広東語できないのでスマートフォンでメニュー撮影してレジで「これ」っていうやり方です)。

中国での京風は京都ではなく北京風なわけですが、麺は固まっているし量がなかなか盛大で少し残してしまいました。

そしてイオンで家族に頼まれていたものと自分用のお土産を少しだけ買って、向かいの富康花園というマンションの敷地にある7-Eleven便利店(コンビニエンストアは便利店と書きます)で飲み物を買って香港單車館公園のほうへ。

裏手に停まっていた香港TVBの中継車。今回はEUROVISIONのステッカーは無し。

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暖かいのでしばしベンチでくつろぎながら撮った写真を眺めたりしながら時間をつぶしました。近所の子供たちが遊んでいたり、單車館の池でラジコンボートで遊んでいる人を眺めたりと、すでにご近所の人のような感覚で過ごしました。

ラジコンボートはものすごいスピードで波しぶきを上げまくってて結構激しい。

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ということで夜のセッションは余裕をもって入場。入口で記念品をたくさんいただきました(詳細は別のエントリーで書きます)。

  • 女子スプリント準決勝
  • 男子オムニアムIII(エリミネーション・レース)
  • 女子マディソン 20km
  • 男子オムニアムIV(ポイント・レース 25km)
  • 男子ケイリン第2回戦
  • 男子スクラッチ・レース 15km
  • 女子スプリント決勝
  • 男子ケイリン決勝

夜のセッションは昼のセッションよりもさらにお客さんが入ってバック側も空席がわずか。

 

男子オムニアムIII(エリミネーション・レース)は後半で橋本選手を含めての落車で一旦ニュートラルへ。

走路の内側寄りが損傷したため、選手は外側を周回して修復を待っていましたが時間がかかるため一度全選手を止めてからの再スタートへ。

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そして再スタートとともにオーストラリアのキャメロン・マイヤー選手が鬼引きを。落車で中断したことに対して相当思うところがあった様子である程度の順位に落ち着いたところでパタっと降りたのがものすごく彼の気持ちを象徴していました。

 

 女子マディソン、古山稀絵選手と中村妃智選手。

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ホーム側スタートは古山選手。

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アジア方面ではなかなか見られないので今回目に焼き付けておきたかったイタリアのベテラン、マリアジュリア・コンファロニエーリ選手と次世代のエース、エリザ・バルサモ選手。

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そしてベルギーのロッタ・コペッキー選手とヨーリン・ドーレ選手。

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ここでカメラに入れておいたフラッシュメモリの容量を全部使い切ってしまい、すぐに交換もできなかったため以降の写真は無し(残念でした)。

女子マディソンは2017年シーズンからの導入で、世界選手権で見た時はベルギー以外のスキルの差があまりに危ういところがありましたが、今回は全体的にレベルが上がってきていました。

他のペアの動きを常にチェックしてステイヤーもタイミングを揃えてタッグに備えポイント周回にへ。特に終盤のロシアがラップを試みた時のタッグのタイミングとペースの上げ方は相当練習してきたことを感じました。

優勝はオランダのキルステン・ウィルト選手とエイミー・ピーテルス選手のペア。

そんな中、中村選手と古山選手のペアが同一周回で完走できたというのは、次のステップを踏めるということで大いに期待したいところ。

 

男子オムニアムIV(ポイント・レース)はすでにオーストラリアのキャメロン・マイヤー選手が大手の状態。そして序盤でラップして早い段階で優勝を決めてしまったため、あとは他の選手が少しでもポイントを、といった流れでした。

優勝のキャメロン・マイヤー選手。

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橋本英也選手は最終7位。また応援したいですね。

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夜のセッションのチケットは昼のセッションよりもさらによくない席だったのですが、知人に助けていただき中央寄りの席で見させていただきました。ありがとうございます。

しかし現地の方が大半のエリアだったため、女子スプリントで李慧詩選手が出てくるとそれだけで場内が溢れんばかりの歓声で埋まる上に、カメラを持参されている方が興奮して通路に降りてきて視界をほぼ塞がれるぐらいの位置で写真を撮られていて、その勢いに負けそうでした。

そんな中、特筆すべきは男子ケイリン2回戦の新田祐大選手の走り。新田選手が選んだのは先行(いわゆるカマシの類でしょうか)。後ろに追いつかれることなく最終コーナーを抜けて一気にフィニッシュ!

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フィニッシュを見届けた直後に先ほどまでの周囲の興奮に影響されて私も「やった!」と思わず拳を振り上げてしまったのですが、すぐそばでカメラ持参で観戦されていた現地の方も新田選手の走りに魅了されたようで「今のすごかったよ!」的なことを興奮気味に話かけられるました。

目の前で競技を観戦しているだけだったのに、同じものを見ただけで他の国の方と共感するという貴重な体験だったし、これを書いている今もその瞬間を思い出すと胸がいっぱいになるなあ、と。

 

ここまで見てさすがに疲れてきたので男子スクラッチ・レースは写真もそこそこに自分の席からのんびりと。ラップでマイナス1周回にしてほぼ決めてしまうあたりはさすがでした。着順は後味悪い感じがありましたが。

アルカンシェルを纏うヤウヘン・カラリオク選手(カタカナ表記合ってますでしょうか?)

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セッションは佳境に突入し、いよいよ女子スプリント決勝。

先述した現地のカメラ持参組が前に出てくると場内案内の方が着席するように注意をしていたのですが、場内大興奮な上に自国の選手の優勝の瞬間を前に苦く笑ってついに注意することを諦めたのが印象的でした。

拙い動画ですが雰囲気だけでもお伝えできれば。


2018-2019 Track World Cup IV Women Elite Sprint Final

見事優勝を決めた李慧詩選手!おめでとうございました。

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最後の男子ケイリン決勝は1-6位決定戦に日本人が二人入っているので私も興奮気味に観戦。

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優勝は圧倒的な走りを見せたビート・サイクリング・クラブのテオ・ボス選手!

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そして河端選手の2位もすばらしかった。

しかしそろそろ空港へ移動しなければいけない時間となったため、表彰式は泣く泣く諦めて外へ。(急げ!)

 

(あと少しだけ続きます。)

 

2018 - 2019トラックワールドカップ香港大会日帰り観戦記・その2

トラックワールドカップを日帰り観戦した話を書いています。

前回からの続きです。

 

1月26日・土曜日の前半のセッションで行われた種目は以下のとおり。

  • 女子スプリント予選200m F.T.T.
  • 男子ケイリン1回戦
  • 女子スプリント1/16決勝
  • 男子オムニアムI(スクラッチ・レース 10km)
  • 女子スプリント1/8決勝
  • 男子ケイリン敗者復活戦
  • 女子スプリント1/4決勝
  • 男子オムニアムII(テンポ・レース 10km)

ぎりぎり間に合った感じで席に着いたら女子スプリント予選が始まってしまいました。

直前で購入できた座席は4コーナーすぐの下から5列目。香港でも4コーナー付近は趣味の写真の方がたくさんで、選手がくると一番前の列の方が立ち上がって撮影を始めるのですぐに視界がさえぎられてしまいます(香港單車館の最前列は強化ガラス越しの視界となるのでそのまま撮るとあまりよい写真にならないし、立ち上がりたくなるその気持ちはものすごくわかります)。

あまりよい席でもないのですが、客席写真を何枚も撮っている経験からかろうじてできる隙間があることに気が付いたので以下撮影したものから。

10番目にスタートした太田りゆ選手。11.348で24位。

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小林優香選手は11.147で16位。

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中国の鍾天使選手。ヘルメットのペイントがものすごく凝っています。10.859で3位。

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ウクライナのオレーナ・スタリコワ選手。10.831で2位。

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そして地元香港の李慧詩が最後に登場すると場内が一気に盛り上がり、さらに10.729で1番時計という完璧さ。

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この席に座っていて気が付いたのですが、200mF.T.T.は最後に駆け下りる時にこのあたりで歯を食いしばるのだなあ、と。

 

ワールカップの大会2日目というのはいわゆる"Kerin Day"。男子ケイリンの日です。

ちょっとだけ席を立っていつも見ている位置の上の通路へ。

新田祐大選手。今回はドリームシーカーではなくナショナルチームでの参加。1回戦は3位だったため敗者復活戦へ。

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河端朋之選手はプロ車連での参加。見事1位で1回戦を通過。

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男子オムニアム、日本からは橋本英也選手。

今回のワールドカップは前半ヨーロッパ圏での開催だったので香港大会のメンツはどうかなあ、と思ったのですがなかなか豪華な感じ。そんな中応援したいしどんな走りをするのかが気になるところ。ということで今回の観戦を決めた理由のひとつでもあります。

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今回の席からよく見える位置だと選手が後方確認をすることが多く、あまりいい写真がないのです。すみません。

 

こちらはテンポ・レースより。席を立って中央の通路でさりげなく撮影しました(あまりに目障りになるようだと会場案内の方に着席するよう注意を受けます)。伊豆ベロドロームより明るかったですが、元の写真は青色がたいへん強くホワイトバランスを若干補正しています。

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そしてセッションの終盤の女子スプリント1/4決勝の途中でどこかから鳩が飛んできました(びっくり!)。

一旦走路外周のフェンスに留まったのですが、また飛び立ち今度は走路内側のフェンスに。特等席で観戦していました。

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鳩はふたたび天井のほうへ飛び立っていったのですが、もしかしてすでに住人になっているのでしょうか。

 

クラッチ・レースの予選はなくとりあえず間延びした感じだったので外へ。

Tシャツでいいぐらいの陽気でした。

(続きます。)

2018 - 2019トラックワールドカップ香港大会日帰り観戦記・その1

香港にワールドカップを日帰り観戦した話を書いてみます。

まずはたどり着くところまで。

 

2018-2019 TISSOT TRACK WORLD CUPの第6戦は香港での開催でした。

しかし仕事や家のことなど日常的なものを完全に放ったらかせるような特別な理由があれば行けるかなあ、ぐらいの気持ちでチケット発売や観戦ツアーが組まれている話はスルーしていました。

でもやっぱり…諦めきれないところはあって、その週の月曜日という土壇場になって観戦したい欲が再燃したため行くことに決めました。

とはいっても3日全てはありえないし(この時は金曜日の夜に子供を風呂に入れたりする担当だったし)、土日両方はもっとありえない感じなのなので、今回は0泊2日という強行軍で土曜日のみに絞ってみました。

6日前にのぞいたURBTIXのサイトでのチケットは残りわずか。今回はQRコードを使用するペーパーレスではないので受け取りをどうしたものかと。いろいろと読み進めてみるとベロドロームの最寄りの坑口駅のそばの楽器店で発行できるようなので、これはなんとかなりそう。

わずかにリクライニングするだけで苦行でしかないけれど少しでも出費を抑えるためにLCCで航空券は段取り。往路は羽田6:25発・香港10:45着の香港エクスプレスのUO625便で。地下鉄を乗り継げばぎりぎり間に合うのならそれでよし。復路はは日曜2:10発で成田7:15着のジェットスターGK20便で。

昨年家族で出かけたときにチャージした八達通オクトパスカード)の残額も片道分ぐらいは残っているし香港ドルも今回現地で使う分ぐらいは持ち合わせがあるから、あとは出かけて観戦して帰ってくるだけ。

 

1月26日、早朝というより未明に起きてタクシーで羽田空港へ。

 顔認証ゲートでの出国審査があまりに一瞬で終わってしまい呆気にとられてしまいました。搭乗口では紺色や緑色のパスポートを片手にした人たちばかりの中で日本人は私ひとりぐらいなような感じ。この日常から切り取られている感覚は一昨年に体験しているのでむしろ気楽に受け止め搭乗。

特に誰もリクライニングしないのでそれに従って座高検査のような姿勢で居眠りをし、目が覚めたら機内誌の誤植(「イヤホソ」とか「アノと雪の女王」とか秀逸なものが多かったです)を見つけたりしているうちに5時間が過ぎ、窓に港珠澳大橋が見えて無事に到着。

 

お天気いいです。

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入国審査も難なく通過し、ここから乗り換え4回・21駅停車69分の地下鉄の旅へ。バスだともう少し時間がかかりそうなのでがんばって乗り換えました。

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香港の端から端までです。赤い路線(荃灣線)は日本の通勤電車並みに混雑するから乗りたくなかったんですが、時間には変えられないので。

 

そして坑口について発券機のあるらしい、通利琴行(Tom Lee Music)を探して將軍澳東港城というショッピングモールをうろうろと。フロアマップを見つけてなんとかたどり着いたのですが、それも通路の奥のさらに奥でものすごくわかりにくい場所にありました(発券機を発見!)。

発券機は予約番号や暗証番号なんかを入れたりするような複雑な操作は一切なく決済で使用したクレジットカードを通すだけでした。日本のマルチ端末のあれが一切なかったのでものすごく感動!

無事にチケットを手に入れ、香港單車館へ。

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この時点で10分前でした。昼飯を食べる余裕もなく坑口から單車館まで徒歩で移動。なんとか始まったタイミングで到着しました。

海の向こうのベロドロームに二度来るとは。そんな胸が熱くなる思いを掻き捨てて急いで着席です。

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(続きます)
 

UCI Women Elite Road Race 2018シーズン ネット観戦のための個人的メモ(チーム編)

 前回に引き続き今回も個人的ネット観戦のためのメモを。Women Eliteチームについて。

チームの形態としては男子コンチネンタル・チームと同規格なので最近は女子コンチネンタル・チーム(WCT)という呼び方もされています。2018シーズンはトータルで2チーム増えて46チームに。ただ緩やかな増加ではく、登録を継続しなかった(できなかった)チームもあるので入れ替わり的な感じでもあります。

チームと選手の一覧はUCIのウェブサイトで閲覧できます。

Road - Teams

こちらでCategoryのプルダウンから"UCI Women's Teams"を選ぶと一覧が見られます。新規に登録されたのは以下のチーム。

Cogeas - Mettler Pro Cycling Teamは昨年のBepink Cogeasから暖簾分けしたチームの模様。Bepink Cogeasに所属してたロシア人選手とRusVeloで活動していたロシア選手を中心としたチーム。

Bepinkは過去にもAstana BepinkとしてAstana Women's Teamの母体にもなっていたりしていますが、今回はスポンサーのCogeasがサポートする形で昨年までBepink Cogeasで活動していたロシアの選手をサポートする形になった模様です。

Movistar Team Womenはチームのポッドキャストで「やるかも」レベルの話だったのですが周到に準備されていたようです。

新規に登録されたチームの中で個人的に興味があったのは、イギリスのTour Seriesで活躍しているStorey Racing(パラサイクリングのDame Sarah Storey選手のチーム)がコンチネンタル登録をしたことでしょうか。

メンバーは

  • Bethany Crumpton
  • Monica Dew
  • Hannah Dines
  • Rebecca Durrell
  • Neah Evans
  • Elizabeth-Jane Harris
  • Fion James
  • Anna Kay
  • Joscelin Lowden
  • Chanel Mason
  • Emily Nelson
  • Sarah Storey

Bethany Crumpton選手はシクロクロスでも活動しているのでその名前を聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。スポンサー以外にもクラウドファンディングで活用していたり、新しい流れにあるチームだと感じます。チームウェアの配色が個人的な好みでもあります。興味があればまずはツイッターアカウント @StoreyRT をフォローをしてみてください。

ヨーロッパ圏以外のチームについてはナショナルチームでの活動の限界的なこともあるのでは、とそんなことを思います。

また、これを書いている現時点での選手数は539名(それほど多くはないのです)。57か国の登録があり、選手数の多い国は以下の通りでした(3月27日一部追記)。

これらの国で全体の80%程度を占めます。残り20%がその他の40か国の選手で構成されています。

 

個人的に気になっているのはイタリアのチームです。Women's World Tourでのランキングであまり目立つこともなく、対外的な宣伝もあまりまりませんがトラックの中長距離との掛け持ちの選手も多く、しっかりとした活動をしているようです。

Valcar - PBMはベテランのMaria Giulia Confalonieri選手やIlaria Sanguneti選手の他、Asja Paladin選手(Soraya Paladin選手の妹)、Allegra Maria Arzuffi選手(Alice Maria Arzuffi選手の妹)、2016年のドーハのロード世界選手権の女子ジュニアで優勝したElisa Balsamo選手も所属。さらにジュニア・カテゴリーの選手の活動も支えています。

2018シーズンの登録選手は以下のとおり。

  • Allegra Arzuffi
  • Elisa Balsamo
  • Marta Cavalli
  • Maria Giulia Confalonieri
  • Chiara Consonni
  • Dalia Muccioli
  • Asja Paladin
  • Silvia Presico
  • Silvia Pollicini
  • Ilaria Sanguitneti
  • Miriam Vece
  • Alessia Vigilia
  • Chiara Zanettin

ツイッターアカウントは@ValcarPBM、こちらもご興味あればぜひ。

最近はYouTubeで #InsideValcar というチームの内側を紹介するシリーズも制作されていて見所の多いチームです。


#InsideValcar - Driedaagse Brugge - De Panne

その他のイタリアの登録のチームは以下の通り。