物練で白石峠

きょうのチーム物見山練習会は白石峠へ登って高篠峠を下るルートで、朝から空模様が微妙でしたがなんとか降られないで帰ってくることができました。
普段ここでは練習の詳細まで書けていないのですが、きょうは書いてみようと思います。
集合場所での参加者は17名ほどでした。毎度の自転車談義をしつつも「いい年をして」の「いい年」はどのあたりを指すのかという話題で盛り上がったところで出発となりました。
メンツを眺める限りではきょうは登録選手も少ないので往路はそれほど激しくはならなさそうな雰囲気を感じましたが、そのあたりは物練なので「そうは問屋が流通卸売センター」といったところでしょうか。
指扇あたりは歩行者も多くかなりゆっくりしたペースでしたが、上江橋を過ぎると飛田さんが積極的に前に出てペースが上がっていきます。どこかお互いにポイントを探しているのか先頭交代のタイミングがつかみずらかったです。
入間大橋の信号待ちで少し人数も増えたところで物見山へ向かいます。その後も先頭交代のタイミングがいまひとつつかみにくかったのですが、というのも僕の前が西村さんで、西村さんが長く引くので速度がわずかに落ちたところでかける形で先頭に出ると後から飛田さんがさらにカウンター的にかけてくるので僕は足を使いまくる状態だったのでした。これは非常にキツいです。今回の飛田さんの動きはどこかで使えるかも、と思いつつ耐えました。
高坂の町を過ぎると往路のヤマ場大東文化坂ですが、大輝くんの高回転ペダリングを追うのがやっとでした。恐るべし中学生。


通称・熊ローで休憩して名もない坂を越えて明覚へ抜けて白石峠へ向かいました。
ときがわ町で出来上がったグループは、奥さん、飛田さん、西村さん、大輝くん、杉浦さん、慈朗さん、僕の6名でした。
大野の分岐までのグループの速度が早くそこでいっぱいいっぱいになってしまい少し後方へ下がってしまい失礼しました。大野の分岐で約30秒差だったのですが、途中で完全に見えなくなってしまいました。後で聞いた話では大輝くんがアタックしたとか。
まいったなあ、と弱りつつ登っていくと、残り1.2km付近で黄昏れている大輝くんを発見!後からそーっと迫って「見つけた!」と声をかけて追い抜くとちゃんと追ってくれました。僕のタイムは27分。
峠について先行したグループの顛末を教えてもらっていたのですが、大輝くんのアタックについては西村さんの教育方針というか、若いうちはあまり駆引きを覚えるよりもどんどん前へ出たほうがよいとのこと。なるほどなあ、と思いました。
先発隊の皆さんとも合流して全員が揃ったところで、奥武蔵グリーンラインを南下して高篠峠から下ったのですが、寒くて指先が痛くこれが非常にツラい。
西平で休憩する予定でしたが、先着して休憩しているサイクリストが多すぎてコンビニジャックになりかねなかったので、明覚のYショップへ移動して休憩しました。


復路は北回りでした。簡易舗装の畦道や沈下してもよさそうな欄干のない橋を通るところがどことなくクラッシックレースの風景のようで好きです。
関越道をくぐる葛袋のあたりから西村さんたちは行ってしまいました。追うこともままならず、後から来た大越さんたちと高坂で合流してそのまま荒川土手まで9名で帰りました。
川島町で松下さんがDHバーで身をかがめて後から追い抜いたので皆が反応してさらに高速巡航が続いて非常にしんどかったのでした。
弱りまくりの154km、よい練習になりました。ありがとうございます。