2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その6(Session 7)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 

4月15日、朝。

外はどんよりと曇りだけど雨は降らなさそう。

ホテルの朝食は日本円に換算すると3,000円ぐらいだったし、いろいろお店ものぞいてみたかったので素泊まりにしていました。この日の朝食はTseung Kwan O Plazaの一粥麺というお店に行ってみることに(大家楽系列なので注文システムも同じでした)。

ここのメニューは番号ではないのでとりあえず目についた「香辣碎腩・煎蛋即食麺」を入口横のメニューをスマートフォンで撮影して、写真を見せて指で「これ」って感じで注文しました。ラーメンを頼んだのですが、即食麺という名のとおり麺はインスタント(でも美味しい)。香辣の部分は香椒がまるまる1個入ってピリピリといったところでした。

Session 7は12:30からなので、その間にお土産探しついでの散策へ。地下鉄で銅鑼灣(Causeway Bay)へ。途中1回だけ乗り換えがあるのですが、香港の地下鉄の乗り換えは一方通行で反対方向へ乗ることもなくわかりやすかったです。

銅鑼灣では崇光百貨へ。そごうです。探していた子供のためのお土産(香港的士と香港小巴士のトミカ)は無事にみつかりました。

そごうの前は路面電車も走っているし、それっぽい高層ビルも見たので再び将軍澳へ。

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大家楽でカレー(ご飯の量だけは盛大だった)を食べて、観戦へ。

 

Session 7

  • 女子500mタイムトライアル
  • 男子スプリント(1/4決勝・第1レース)
  • 男子オムニアムI(スクラッチ10km)
  • 男子スプリント(1/4決勝・第2レース)
  • 女子インディビデュアル・パーシュート(予選)
  • 男子スプリント(1/4決勝・第3レース)
  • 男子オムニアムII(テンポ・レース10km)

女子500mタイムトライアル

ゆうべのSession 6で夜遅くまでスプリントを走っていた李慧詩選手ですが、この500mタイムトライアルにも参加しているので早速の大声援でした。33秒647で4位で通過したのですが、走ったあとの声援には手もふらず、決勝に向けて集中している雰囲気がまた格好よかった。

予選でも33秒台というのがひとつのボーダーといった感じでした。

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Women's 500m Time Trial Qualifications Results

男子スプリント(1/4決勝・第1レース)

この日の1/4決勝からは2レース(最大3レース)になるので最初の写真だけ(すみません)。

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Matthew Glaetzer選手、落差が大きいポジションが特徴的。

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男子オムニアムI(スクラッチ・10km)

日本からは今村俊介選手が参加。

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スタート前の間近で観る選手はベルギーのLindsay De Vylder選手。

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クラッチ・レースの優勝はスペインのAlbert Torres Barceló選手でした。

Men's Omnium Scratch Race Results

男子スプリント(1/4決勝・第2レース)

ロシアのDenis Dmitriev選手は第1レース、第2レースともニュージーランドのSam Webster選手に勝ち1/2決勝へ。オランダのHarrie Lavreysen選手も同様にニュージーランドのEdward Dawkins選手に勝ち決勝へ。イギリスのRyan Owens選手とドイツのMax Niederlag選手、ニュージーランドのEthan Mitchell選手とオーストラリアのMatthew Glaetzer選手の2組は決着せず第3ヒートへ。

女子インディビデュアル・パーシュート(予選)

日本からは梶原悠未選手が前日のオムニアムに引き続き参加。発走機がシートピラーで支えるため、サドル下のPower Controlと干渉してセッティングにひと苦労されてました(この発走機の方式だとフレームサイズが小さいと起こりうる問題です)。

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残念ながら予選通過はならなかったけれど、勝つ姿勢で前向きに取り組んでいるのはものすごく感じられました。

順番は前後しますが、ドイツのGudrun Stock選手のFES(FESは競技規則の建前上、一応市販ということになっているらしいのですが...)。

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オムニアムに優勝したイギリスのKatie Archibald選手も参加。

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オーストラリアのAshlee Ankudinoff選手。

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Women's Individual Pursuit Qualifications Results

男子スプリント(1/4決勝・第3レース)

第2レースで決着のつかなかった2組が再レース。どちらのレースもラインが際どいなあ、と思って観ていたのですが、判定によりイギリスのRyan Owens選手とニュージーランドのEthan Mitchell選手が決勝進出となりました(これをジャッジできないといけないのですね)。

男子オムニアムII(テンポ・レース・10km)

今回のスタート前の間近で観る選手は今村選手でした!

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韓国の박상훈(Park Sanghoon)選手の自信のある笑み(3周回先行してスプリントを3本を獲得していました)。

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レースはラップによる大量ポイント獲得へとシフトして、主集団へのラップを2回とスプリントを3本を獲得したニュージーランドのArron Gate選手が1位でした。競技規則の改定で潮目が変わった感じがします。

Men's Omnium Tempo Race Results