UCI Women Elite Road Race 2018シーズン ネット観戦のための個人的メモ(レース編)

 

女子エリート・ロード・レースについてはクラス1及びクラス2のイベントが日本で開催されているわけでもなく、ましてメディアにおいて日本語で詳しく語られることもありません。

レースの8割はヨーロッパ圏での開催ですし、観戦も夢のまた夢。あくまでも個人的にネット観戦で楽しんでいる範囲なのですが、いろいろと情報をかき集めて整理してみました。

2月になったあたりで書こう書こうと思いつつも、ある程度書く前段階で頭の中で整理ができてしまったので放置していたのですが、そろそろ4月も近づいているのでちゃんと書き留めておきます。

2018シーズンレースカレンダー

2018シーズンは2017年10月25日から始まっています(よく一般的に1月1日を基準にシーズンとして語られますが、ポイントランキングの意味をより明確にする、つまり年間での表彰を行うために2017シーズンから10月の第3週での区切りに移行しています)。

 

UCIのウェブサイトのカレンダーの項目で登録された全てのレースの日程を確認できます。

Road - Calendar

ここでCategoryのプルダウンで"Women Elite"を選択するとソートできます。

何が便利かというとExportでExcel形式で書き出せる点でしょうか。2017シーズンも書き出して差分をとると新規に登録されたレースや開催が継続されなかったレースがわかります(若干手作業が入りますが)。

いわゆる女子コンチネンタル・チームを対象としたレースは87レースが開催されます。ワンデイ・レースのクラス1及びクラス2は41レースに、ステージ・レースのクラス1及びクラス2は23レースに、Women's World Tourシリーズ(以下、WWT)は23レースになりました。

 

WWTに新たに追加されたレース:

ワンデイ・レースで新たに追加されたレース:

ステージ・レースで新たに追加されたレース:

 2017年10月24日〜10月29日 Vuelta a Colombia Femenina Oro y Paz(コロンビア・2.2)

1月30日〜1月31日 Womens Herald Sun Tour(オーストラリア・2.2)

2月2日〜2月4日 Tour of Eftalia Hotels & Velo Alanya(トルコ・2.2)

5月10日〜5月11日 Tour of Uppsalaスウェーデン・2.2)

8月2日〜8月5日 Vuelta femenina a Guatemala(グアテマラ・2.2)

そして、6月5日〜6月10日にLa Route de France(フランス・2.1)が復活したことも合わせて書き留めておきます。

観戦のための情報収集

WWTについてはEurosportでテレビ中継されるようになったおかげでテレビ中継に耐え得る番組制作がされるようになりました。ありがたいのはレース主催側で独自にストリーミングを設定することが増えてきて、いわゆる野良ストリーミングを探すことなく日本でも観戦できるようになったレースがでてきたことでしょうか。

レースの実況・リザルトなどの情報が一番早いのはツイッターではないかと思います。最低限フォローしておくとよいアカウントを最後に書いておきます。

  • @UCI_WWT UCIのウィメンズ・ワールド・ツアー公式アカウント。レースのある日はテキスト中継やってます。
  • @UCIWomensCycling いわゆるウィメンズ・サイクリング用として開設されたアカウント。ロード以外の競技についても全て扱っています。
  • @richiesteege Boel - Dolmansのメカニック、Richard steege氏の個人アカウント。参加しているレースでは実況ツイートをされています。
  • @Voxwomen Anthony McCrossan氏が主宰するCyclevoxから派生したテレビ番組、Voxwomenの公式アカウント。最近は減りましたが独自インタビューの紹介などもあります。
  • @ellacyclingtips CyclingTipsのウィメンズ・サイクリングの専門サイト。
  • @kirstenfrattini Cyclingnewsの女子レース記事のライター、Kirsten Frattiniさんの個人アカウント。Cyclingnewsでは書かれない小ネタもごくたまに。
  • @petervdveen Cycling Feverを主宰するPeter van der Veenさんのアカウント。スタートリストをエントリーの公開段階からまとめれてたりされてます。

 全部日本語以外でのツイートになりますが、最近は自動翻訳で何についてツイートしてあるのかもわかるので問題ないかと思います。あとはリツートで流れてくるハッシュタグなどを追いかけながらまずは情報の入口を作ってみるとよいと思います。