スターライト幕張2連戦

11月8日 カテゴリーマスターズ29位(出走31名・完走29名中)
11月9日 カテゴリーマスターズ11位(出走19名・完走16名中)

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(写真は@faazaaさん。ありがとうございます。)

10月の半ば頃に急遽時間がとれることになったので二日間自転車三昧してきました。サイクルモード2014の併催イベントでJBCF幕張クリテリウムもあったのですが、こちらも折角の機会なのでシクロクロス2連戦を選択しました。

 

1日目。

都心を抜ける混雑を避けるために早めに家を出て途中で朝食をとってから幕張へ。予報では雨マークもついていたのですが、天気は微妙に曇りで一気に降り出しそうな感じではなさそうなので安心しました。

コースの様子をざっと見たところで受付まで時間があるので少し離れたところで開催されている幕張クリテリウムの会場に挨拶に。E1予選を少し観戦してからまた会場に戻って、準備が出来たところで時間に合わせて試走しました。

元々MTB用の小さなコースがあるところで以前に千葉に住んでいた頃にロードで乗り込んだりしたところですが、シクロクロス向けにしっかりアレンジされていて面白いコースになっていましたね。スタートしてすぐに舗装路があって、抜けたらシケイン、ドロップオフの連続でBMX風レール有り、テーブルトップ有りで最後に星形のスターライトコーナーといった感じ。

ある程度走って受付の混雑が過ぎたところでゼッケンをいただいてまた少しだけ試走して、全体の流れを把握して、前の組のレースを観戦しつつ時間を見計らってアップをして招集の時間までを過ごしました。

申し込みを遅かったのでほぼ最後列からのスタートだったので慌てずにシケインとドロップオフでの詰まりを利用して追いついてなるべく前へ…で走っていたのですが、2周目のシケインの後のリマウントでドスンとやってしまいリアがパンクしてしまいほぼ終了状態となってしまいました。

予備機材もないのでパンクしたままひたすら走っていたのですが、さすがにWOなので限界がきてしまいチューブが抜けてディスクブレーキに噛んで完全にロックしてしまいそこから担いでゴールまで。

レースから除外されなければ後続に気を遣って走ればよいのかな、ということで「Yeah!」って感じでやめないでひたすら担いでゴールまでランニングしました。なので最下位という次第でした。

 

夜のレースはお祭りといった感じで時間もとれていたのでビール片手に存分に観戦しました。弱虫ペダルの作者の渡辺先生がスポンサーレースを走られるということで若い女性の方の比率が高かったり、ドロップオフのところが完全にギャラリーコーナー状態で盛り上がって楽しかったです。

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2日目

近所に素泊まり8,000円で実は高層階で眺めもよい宿をとれていたのでノンビリとしようと思っていたのですが、少し雨脚が強くなったので早めにチェックアウトして朝食を食べて会場に向かうことにしました。

試走の頃には雨も弱まったので夜に観戦したC1の走りで見たポイントを復習をしつつざっと2周ほど。コースは公園を作るためにあとから土を入れた場所なのでコース全体のストーリー感が自然な感じではないので気にはなっていましたが、ドロップオフのところは山土というか粘土質っぽくて滑る感じになっていました。

試走のときに確認するのは自分の目だけではなく、リザルトで上位にいる速い人を見つけてその人がどういう処理を選択するのかも合わせて確認するのですが、それでも雨上がりで全体的に苦戦している感じでした。

このままもう少し降ると泥試合かな、と思っていましたが雲がそんなに降りそうな感じではなくなってきて、お昼過ぎにスタートする頃には気温も手元のガーミンで21℃まで上がり粘土質むき出しな部分も締まった感じに戻りました。

またまたゼッケン順による最後尾スタートでした。二日続けて走ると脚にはきていますが1日だけ走ることに比べるとコースに対する慣れができるのでそれはちょっとアドバンスになっているのだなあ、と感じました。

タイミングを見て数名を追い抜いきつつ、最後の最後で優勝された筧さんにラップされました。ちょっと詰まるところで徐々に損をしている感じでしょうか。走りながらどの手札を使うのがいいのか勉強にはなりました。

 

二日間ともご声援をいただきありがとうございました。

今回は特に多くの知人が運営に関わっていたことにも感謝します。素敵な二日間をありがとうございました。

ジャパンカップ・クリテリウムを親子で観戦

きのうは久しぶりに宇都宮まで行ってきました。

子連れではちょっとしんどいかな、と思っていましたが、「やまびこにもつばさにも乗ろうね」って新幹線をダシにして日帰りで往復してきました。大宮から宇都宮の指定券が通常3,680円ですが、モバイルSuica特急券のスーパーモバトクを使うと2,620円なので安いものです。

「明日新幹線に乗るからねー」って言ったら遠足前日の気分でさっさと寝てくれたのですが、9:00に家を出る予定に対して5:00に起きる次第(笑)。予定より30分早く出て大宮駅のホームで新幹線を見ながらおやつタイム。

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滞りなく予定の新幹線に乗って10:37には宇都宮へ。当初の目的を達成したのか早起きの影響でウトウトとしてしまったのでだっこしたままでクリテリウムのコース沿いの歩道を歩いて1周してきました。15kgあるのでいい運動です。

選手が宿泊しているホテルニューイタヤの横の子供及び車いすの方優先スペースのあたりに陣地を作って駅前の宇都宮餃子館でお昼ごはん。ほとんどの店が餃子とライスだけのメニューですが、ここは中華そばもあるので子供連れて入りやすい感じでした。

少し時間をかせいで陣地へ戻り、スバルの方にいただいたバンバンスティックを膨らませたり、ユーロップカーの旗を振ったりしつつ、隣の子連れのおばあちゃんに遊んでもらったり、反対側の車線にいた徳永さん夫妻を召還して遊んでもらったり子供も退屈しないですみました。ありがとうございます。

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3歳の子供目線だと規制予告のパトロールカーや白バイだったりサポートカーがたくさん来たり、ノベルティー的な何かを配っていただたりするのが面白い感じです。思ってるところを一方的に書きますが、このあたりに気づいていただけるといい感じがしました。

レジェンドクリテリムやガールズケイリンのエキシビジョンの後、いよいよ選手のパレード。イタヤの前で「トイレに寄るから」と降りたヴォン・ホフの自転車を見つけたアイゼルが勝手にピックアップ。

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「ちょwやめれwww」的な流れで。

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そしてレース本番。イタヤ前の折り返しは中央分離帯の切れ目が少しくぼんでいるので一気に減速するので選手が見やすい感じです。

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へんな時間にウトウトしたのか、レースの途中で子供は寝てしまったけど、なんとなく楽しめた感じで再び新幹線で18:30ぐらいには練馬に帰宅できました。

黄昏時のクリテリウムはいいですね。晩ご飯の食卓に並べられる話題のひとつにもなります。

ただシクロクロスのためでなく

今回のGPミストラルは参加者は少なかったですが、充実したプログラムでした(台風の接近と重なったのが恨めしい限りです)。

特にキッズ・バンビとU14で2レースと子供向けレースが4つも開催されたことと、試走の時間を使ったスクーリングが開催されたことはもっと評価されてよいのでは、と思いました。

GPミストラルがAJOCCから抜けたことでの批判は都度耳にしますが、AJOCCの下でレースを開催するとAJOCCの名簿にある人のためのスケジュールになるわけで、野辺山シクロクロスみたいに二日間開催できればいいですが、一日だけだと完全にはみ出すところです。

若手育成とは言っても、U23手前のちょっと速い人を底上げするだけではまだまだ、と感じます。シクロクロスコーチングの仕組みから次の世代が楽しいと感じる仕組みに取り組んでいること、そのあたりを少しくみ取った意見が聞こえてくるといいかな、と思いました。

GP-mistral Season 2014 第1戦

マスター40参加(リザルト後ろの方ですが後ほど)。

シクロクロスもシーズンイン!ということで台風接近に伴う風雨の中、久しぶりにレースに参加してきました。起きてすぐはちょっとだるかったのですが、「いやいや、この雨の中すでに設営されてる主催者のためにも行かねば」と思い車に荷物を積んで出発しました(泥の中で杭打ちをしてみないとわからない感覚ですが)。

高速のパーキングエリアできつねそばを食べて温まったところでスタートまでの概ねの流れを組み立て、6:30には現地に到着しました。

現地は本降りもいいところの雨ですが、雨だと消極的になる人が多いのを知っているのでちょっと自信も出たので2番目に受付を済ませて2周ほど試走をすませ、気になったところを反復練習しておきました。

雨の中で無観客試合的に進行するキッズ・バンビ・チャレンジ・エンジョイ・U14を眺めつつアップをして久々のスタートラインに。初戦はフリガナ順なのでまさかの先頭スタート。もらったゼッケンの4番の意味とか「逆さまに貼ればいいの?」ぐらいしか考えていませんでしたが、実に恐れ多い感じでした。

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(写真は@arakotoさんから。ありがとうございます。)

隣の大福屋レーシングの大竹さんが「橋のところ滑りますよねー。」って言われていたのでそんなことないでしょう、って思っていたのですが、いざスタートしてスタート順効果で早めに突進したらその橋のところで見事に180度反転しました。コーステープに上手く引っかかって転ばずに済みましたが「あーっ!」って感じでたくさん抜かれてひたすら追いかける側に。

今回のコースはGPミストラルの定番の溝を使った部分に手こずりましたが侵入角を前走者に揃えてトラバースに近い感じでクリアしました。
次の鬼門の右キャンバーは前がつまっていたので押しに切り替えてクリア、乗るより早い部分もある感じでした。
ちょっと抜いてまた後からきた人に抜かれつつもトップとの差があまり開いていなかったので昨年よりは自信が持てた感じです。

ごいっしょしていただいた皆さま、ありがとうございました。

荒川下流

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日曜日のお昼に隙間時間ができたのと、強度の設定からするとサイクリングでよかったので都心から葛西橋の手前まで抜けて何かと話題の荒川下流域を走ってきました。
酷暑も気持ち和らいだ感じですが、ガーミンの温度計は38℃代なのでまだまだといったところです。
途中で律子さんや復帰したヤッシーや藍さんにお会いできたのも◎。どこに行っても知った顔があるのは本当に感謝です。

以下、備忘録的に。
荒川下流の管理道路のうち、彩湖手前までは歩行者と自転車が混ざる箇所がいくつもあって、徐行を促す看板もあります。
また、全てが徐行するほど危険かというと、背丈以上にのびた雑草が生えた箇所もあり自転車ぐらいしか通らない場所もあったりで。
ただ、実際はランニングや散策の方もゼロでは無いので自転車と歩行者を混ぜている以上は何かしらのリスクが潜んでいるわけで、個人的には「あまり自転車向けでは無いな」と感じました。
自転車だと単純に人間が自力だけで移動する場合の5倍以上の移動力があるのに、管理道路として広い道幅が用意されている故に、いまだいっしょにせざるを得ない状況というのがもどかしいところなのかな、と思った次第です。
ただ、今は「みんなのもの」という形でよりよくするためのアクションがとられています(自転車では主にグッチャリ方面の方々が中心となっていますね)。
自転車向けの表示。
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歩行者向けの表示。
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途中危ないな、と思う状況も見ましたが、「共有する」という中でよい結論が出れば、と思います。

ウィーラースクールシンポジウム in TOKYO

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昨晩はOVE南青山で開催されたウィーラースクールシンポジウム in TOKYOに行ってきました。
ウィーラースクール シンポジウム in TOKYO
自転車活用推進研究会(以下、自活研)の一環という位置づけだったので、来場されていた方は自活研のメンバーが中心でしたが、3月の荻島さんのに続いて2回目だったので場の空気にそれほど緊張することもなく、若干遅刻したのですが(すみません)遠慮気味に空いていた一番前の席で観させていただきました。

内容は、前半はウィーラースクールを主宰するブラッキー中島さんの基調講演で、後半はブラッキーさん、一般財団法人日本自転車普及協会の栗村さん、宇都宮ブリッツェンの廣瀬GM、現在はBicycle Factory Yamamotoを営む傍らでウィーラースクールジャパン藤沢を葛西する山本雅道さん、自活研理事長の小林成基さん、進行役の絹代さんというメンバーでのパネルディスカッションという構成でした。

後半の流れはこんな感じ。
広瀬さんの話は宇都宮ブリッツェンの地域貢献としてのウィーラースクールの活動報告。
普段はレース会場でしかお見かけしていないので、その詳細に驚きました。
5年間で自治体と協力して開催したウィーラースクールと自転車教室で保育園から高校までのべ25,000人を教えてきた、とのこと。チームの成績以上にもっと普通に高い評価があってよいのでは、と思いました。
高齢者への介護予防事業も行っていて、「宇都宮ではおばあちゃんがクリテリウムという言葉を知っている」そうです。

続いて山本雅道さんの藤沢での活動について。
ずっとテキストで追っていただけだったので、藤沢でなんでこんなにウィーラースクールが開催されているのかという個人的な謎が解けました。
藤沢の様子は一度見学してみたいところです。

その次はブラッキーさんの美山での活動について。古民家を購入して引っ越した流れまでは以前のブログ>>who is BLACKY?で読んでいましたが、そこからいわゆる「地元の事」つまり農業をするまでに至った経緯について。また、地元の人とのいわゆる「付き合い」的な側面について。

それに続けて栗村さんが言われた「(ウィーラースクールや自転車教室は)たくさんあるけど、それぞれがリンクしていない」というあたりから、自転車教室や交通安全教室を含めると様々な活動があることつい最近しらべて気が付いていたので、いろいろと「あれも言いたい、これも言いたい」と思いながら聞いていました。

ウィーラースクールはブラッキーさんのネットワークが元になっていて、サイクリングスクール.jpの隅々まで読むと長年の蓄積で膨大な情報量もあるけれど、あくまでもウィーラースクールの枠で自己完結しているわけで。

書き出してみると、スポーツの側からだと、いわゆるオリンピックへの流れになりますが公益財団法人日本体育協会の公認スポーツ指導者がありますが、競技者を育成するためのものという流れになります。
スポーツ指導者 - 日体協
その流れとして指導員による各地の自転車競技連盟の普及活動が行われています。
それから、日本サイクリング協会のサイクリングインストラクター。
Japan Cycling Association
交通安全教室だと、警視庁のファミリー安全教室と、あと都内だと公認教習所でも教えてくれます。
ファミリー自転車教室 :警視庁
自転車教室 | 一般社団法人東京指定自動車教習所協会
日本マウンテンバイク協会のインストラクター制度もあるし、ランニングバイク絡みのあたりまで来ると本当にバラバラなわけで。
インストラクター | 日本マウンテンバイク協会

栗村さんは「統一できれば」みたいな話をされていましたが、そもそもの目的が微妙に異なるのでこれを全部まとめることは出来ないと思うので、最終的なゴールは「子供のため」という視点でそれぞれの接点ができることがまずは一番かな、と思います。

今回はようやくブラッキーさんの話が聞けたというだけでも十分価値があったのですが、後半思ったことを含めて非常に貴重な機会となり、こうした場に参加できたことに感謝しています。

自分ではもっとシンプルな理由として「親として子供に教えられるのが自転車ぐらい」というところからまずは自分の周辺で何かできればと考えているところです。
それほどスポーツが得意だったわけでもないけど、足掛け26年、いわゆるサイクリングやレースへの参加を続けてきたので一番自信を持って話せることだなあ、ということで。

今すぐではないけれど、子供が巣立つ頃までによい変化が重ねられれば、と思います。

「オトナのための自転車学校 in 西武園ゆうえんち」見学

きのうは東京都自転車競技連盟主催の「オトナのための自転車学校 in 西武園ゆうえんち」を見学させてもらいました。

スポーツ用自転車は買ったけれど、自分のライディングスキルに自信がない。自己流なので、きちんと基本から学びたい。そんな方々のために開催するオトナのための自転車学校です。

オトナのための自転車学校 in 西武園ゆうえんち

 午前中の小学生~高校生までを対象にしたレーシングスクール&模擬レース「ケルメスTOKYO in 西武園ゆうえんち」と合わせて、以前にやっていたグループライド練習会もSNS発だったので流れ的に死滅状態だし、次のことを考えている中でのヒントはたくさん見ることができました。

自転車(スポーツバイシクル)を売った側のフォローのひとつのようにも感じますが、時代の流れ的に自転車を買う行為もお店からだけでもないし(ネットオークションや海外通販など)、また全てのお店が初心者向けのフォローができるわけでもないので、こうした取り組みがあることはもっと知られてもよいかな、と強く思います。

今回は西武園けいりんで国体予選を開催していたので併催という形でしたが、こうした機会が増えるとよいな、と思います。

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