夢がひとつ

Rapha野辺山高原シクロクロスレース2014、今回の個人的メインは実は自分のレースでは無かったのです。昨年からの1年越しだったのは子供のデビューのほうでした。

土曜日にもマスターズのレースはありましたが、子供優先(というか久々の家族旅行)で半日移動に費やしました。

4:00に起こせば自分のレースのための準備は出来たけど、3歳児にそれは無いかな、ということで家を出たのは土曜日の8:00過ぎでした。

途中でトイレ休憩などをはさみつつ、野辺山についたのは13:00過ぎでした。朝からの激しい雨も上がってちょうどいいタイミングでした。ご無沙汰していた皆さまにご挨拶しつつも子供の興味はもっと別のところで、ピットレーンのほうに移動したときに見えたトランポリンでした。

ちょうどUCI Elite Womenの最中だったのですが…

f:id:takeoekuni:20141129141921j:plain

子供には関係ないわけで。

f:id:takeoekuni:20141129141518j:plain

トランポリンをひととおり楽しんだあと、UCI Elite Menの最初の1周を観戦して、宿へ移動して土曜日は終わりといったところでした。

日曜日は自分のレースの都合でひとりで先に宿を出発して、家族には別行動をお願いしてゆっくり出てきてもらって現地で落ち合いました。

夏前から少しずつランニングバイクに慣れさせていってしばらくすると自分で気づいて上達していってくれたけど、予行演習のある保育園の運動会とは違いぶっつけ本番なのでどうなるか少し心配でした。でも自分のランニングバイクを見つけると「おとうさん、じてんしゃであそぼうよ。」と言ってくれて、それも杞憂に終わった感じです。

自分のレースをこなし、洗車などの後片付けをして、個人的メインイベントのキンダーガーデンクラスの招集場所へ家族で移動しました。公園デビューのような感じでしたが、周囲が普通におとーちゃん・おかーちゃんしてたので安心しました。

がらぱさんの説明のあと、自転車に乗っている子から順番にスタート。

f:id:takeoekuni:20141203214646j:plain

本人的にはいきなりな状況に少し混乱しつつも淡々と前へ向かって走っていって、初めてのシケインもちゃんとかついで超えて無事ゴールしてくれました。

f:id:takeoekuni:20141203211434j:plain

(写真は古江さん@frekzhrより。個人的にオブセッショナルな1枚をありがとうございます。)

ゴールして、完走賞のチョコレートのメダルを受け取ったらうれしくなったようで、「ぴょんぴょんするの」と言ってまたトランポリンに行きましたが。

子供が出来ると乗る時間は激減する話は人生の諸先輩にいろいろと教えていただいてましたが、自分の子供の頃には無い親子で楽しめるリソースの恩恵を受けることができました。

帰りも子供の時間優先で気ぜわしくご挨拶もほどほどに失礼させていただき、渋滞が始まる前に上信越道経由で17:00には帰宅できました。

何ら他愛のない、自分の中だけのちょっといい話ですが読んでいただきありがとうございます。

Rapha野辺山高原シクロクロスレース2014

f:id:takeoekuni:20141130103740j:plain

(写真は@ratsCRZさん。ありがとうございます。)

2014年11月30日・滝沢牧場
CM2 18位(出走59名・完走58名中・走行80%)

昨年は諸事情でキャンセルしたのですが、今年は万難を排してようやくこの素敵なレースを走ることが出来ました。

毎度のことで練習をする時間は無く、直前の木曜日にアレルギー性鼻炎の症状が出たため非常に辛くぶっつけな感じですが、11月に入って3レース目なのであまりあせらずに、日常の中での動作がぶれないように過ごしておきました。


早めに目が覚めたこともあって、駐車場の場所に影響しそうな感じだったので、宿の朝食をキャンセルして早めに会場へ。

受付を済ませて試走へ。初日の土曜日の朝に雨が降った影響もあって、コースコンディションはひたすら泥。スタート地点の舗装路以外は基本的に泥です。泥か舗装ということがわかったので、試走はスタート前のトラブルを回避するためにコースの形を覚えて2周で終了としました。泥であることを除けばコース幅も広いのでラインはたくさんとれる感じがしました。

8時半に別行動の家族と落ち合ってレースのスタートまで時間があるので子供と遊んだり応援などをしつつ9:30から周辺の道路を使ってアップをすませました。

今回は初ワンピースでのシクロクロス。膝出しもしたいのでRaphaのエンブロケーションを塗っておきました。

招集は10名単位でスタートゾーンへ。グリッドも自由なので、スタート時のトラブル回避のために左側に位置しました。

スタートしてホールショットでとりあえず先頭集団後方あたりをキープしつつ、コースの西端まで舗装路を無理なくこなし、さっそく泥遊び開始といったところ。牧場の、牧草を植えるために手入れをしてある土が泥になっているのでよく粘る感じでした。
乗れるところまでは乗って、進まなくなったら即座に降りて担いで泥の付着を避けるのが今回のテーマといったところ。

朝の試走で空気圧は計らずに走ったのですが、泥で意外と乗れたので今回は深く考えずそのまま走りました。レース中も思ったより乗れている感じ。ハンドルの角度をしゃくっているので、どちらかというとハンドルを引っぱって前輪を浮かせ気味にコントロールする感じでした。

前橋で強かったPTTの佐藤さんが思った以上に弱っていたようなので、今回は遠慮なく先に行かせてもらいつつ、バギーコースの対面になるあたりで前とのタイム差を計りながら2周回を淡々とこなしましたが気温が低いからハンガーノック気味に。20分近いから膠着してもおかしくない感じです。ここで判断ミスで泥の上で担がずに自転車を押してしまったのが仇となりました。
シケインで担ぎ上げると明らかに15kgはある感じ。シケイン越えるのに「どっこいしょ」って感じになってしまいそのあたりから数名に抜かれてしまいました。

最終周回は「早く終わって欲しい」感じでした。

なんとかゴールに辿りついて、同じあたりで競っていた方と握手してレースを終了しました。

今回は関西や中京方面から、普段はインターネット上でのお付き合いのみの方もたくさん来られていたからか、あちこちでたくさん名前でご声援をいただけたのが励みになりました。

突然まとめて参戦となったシクロクロス、次の日曜日のGP-Mistralでひと区切りなので頑張ります。ありがとうございました。

着衣規定に思うこと―2014年・冬

選手登録をしてからずっと疑問だったことを。

ウェアについて、競技規則には含まれないことで、実際のレースの現場で変に厳しいことを言われる場合があります。

まずは長袖の問題。UCIの競技規則のJCF版より該当の箇所を抜粋します。

SECTION 3: RIDERS’ APPAREL
Section 3 競技者の衣服
1 General provisions
1 総合規定

1.3.026 When competing, all riders shall wear a jersey with sleeves and a pair of shorts, possibly in the form of a one-piece skinsuit. By shorts it is understood that these are shorts that come above the knee. Sleeveless jerseys shall be forbidden.

競技時において,競技者は,袖付きのジャージと短いパンツ,あるいはワンピ-ス形式のものを着用する.短いパンツについては,ひざ上までのものが短いパンツと解される.袖なしは禁止する.
UCI CYCLING REGULATIONS / JCF EDITION 2014YY)

  JCF競技規則にはこうあります。

第3章 競技者の装備
第8条
(装備)
競技者の基本的装備については,UCI規則に準じ,以下のとおりとする.
1.競技者は,袖付きのジャージと短いパンツを着用する.ひざ上までのものが短いパンツと解される.ワンピース形式も認められるが,袖なしは禁止する.マウンテンバイクのダウンヒルとフォア・クロスの場合,防護用レギンズを着用してよい.

(JCF競技規則集2014年版)

 具体的に長袖や半袖については何も触れられていません。
地区車連主催の普及大会で冬場のレースだと何も言われませんが、何故かチャレンジサイクルロードレースなどのJCF管轄で行われるレースになると、長袖を着用することが禁止されている場合が多いです。

JBCFの場合だと、ジャージの登録は半袖で行っているから長袖は駄目だと。
さらに不思議なことに、トラックレースやタイムトライアルでの長袖のワンピースは一度も咎められたことがないのです。

 

次にアームウォーマーとレッグウォーマーについて。

まずはUCIの原文。

1.3.033 It is forbidden to wear non-essential items of clothing or items designed to influence the performances of a rider such as reducing air resistance or modifying the body of the rider (compression, stretching, support).
空気抵抗を減じるように競技者能力に影響をあたえるため,あるいは競技者の身体を強制するため(圧迫,引張,支持)の,付加的な衣類または物を着用する事を禁じる.

Items of clothing or equipment may be considered essential where weather conditions make them appropriate for the safety or the health of the rider. In this case, the nature and texture of the clothing or equipment must be clearly and solely justified by the need to protect the rider from bad weather conditions. Discretion in this respect is left to the race commissaires.
衣類あるいは器材は安全あるいは競技者の健康のために気象条件が求める限りにおいて必須のものとなりうる.この場合,服装あるいは器材の種類と生地は,競技者を悪天候から護る必要性により明白かつ単に正当化されるものでなければならない.この点の裁量はレース・コミセールに任せられる.

UCI CYCLING REGULATIONS / JCF EDITION 2014YY)

 続いてJCF競技規則より。

6.空気抵抗を減じるなど競技者能力に影響をあたえるため,または競技者の身体を強制するため(圧迫,引張,支持)の,付加的な衣類または物は禁じる.

ロードおよびマウンテンバイク・レース中に袖付きのジャージと短いパンツに加えて衣類と上衣または器材を着用することは,安全あるいは競技者の健康のために気象条件のみにより必要なものと認められる.
この場合,競技者を悪天候から護るという明白な観点のみにより,服装または器材の種類と生地は正当化されうる.この判断はレース・コミセールに任せられる.
(JCF競技規則集2014年版)

 これも地区車連の普及大会で注意をされた話は聞きませんが、何故かJCF管轄のレースになると、「きょうは着用していいです」「きょうは禁止です」「アームウォーマーは使用できますが、レッグウォーマーは禁止です」と言われます。JBCFは「レッグウォーマーはJCFのルールで禁止」とガイドに記載しています(禁止って…)

寒いのに膝を出して走れ、的なことにかなり戸惑いました。「コミセールも短パンで執務していただいてよいんですよ」って思いつつ。
改めて競技規則を比較すると、たぶん最後の「レース・コミセールに任せられる」の部分の解釈を間違っているのでは、と思いました。英語の原文の"Discretion in this respect is left to the race commissaires."の"this"は冒頭の"Items of clothing or equipment may be considered essential where weather conditions make them appropriate for the safety or the health of the rider. "を指していると思うのですが。

つまりレース・コミセールが使用の許可を出すというわけではなく、「競技者の健康のために気象条件が求める限りにおいて必須のものとなりうる」かどうかを判断しなさい、ということではないかと。気象条件が求めていない、他の不正のために使っているかどうかの判断を。

寒いのに規則上で禁止されていないものをあえて禁止されてしまう点については、今後改められたいと思います。

海外のレースでそんな話は聞いたことがない、とよく耳にします。

何よりも選手育成の観点からすれば、ベストなパフォーマンスができる要素としてウェアの選択は含まれているわけで、普段から実践できなかったり、素材についての知識や自分の基準が持てないままさらに上の世界に挑むのは損ではないかと思うのです。

 

(12月18日追記)

後日談を書きました。こちらもお読みいただけると幸いです。

着衣規定に思うこと―2014年・冬の続き - takeoekuni's diary

GP-mistral Season 2014 第2戦

2014年11月16日・ヤマダグリーンドーム前橋駐車場特設コース
MASTER-40 14位(出走25名・完走22名中・走行90%)

GPミストラルも今季第2戦目で、前橋での開催。会場はヤマダグリーンドーム前橋駐車場特設コース。
予定よりも早めに出発して駐車場で少し仮眠をとりましたが、外気温4℃でアイドリングを止めてエアコンが切れてしばらくするとさすがに寒かったです。

受付を済ませ、グローブは忘れたので軍手をしてまずは2周を試走。コースは岩神緑地のBMXコースのテーブルトップと一部砂地という構成。使っているVittoria Cross XL Pro(完成車で買ったときについてきたのそのままです)の推奨空気圧は3.0bar以上ですが先週の幕張のパンクの一件があったので前輪2.6bar・後輪2.8barで
砂のところはとてもじゃないけど滑ってしまうので、前輪2.4bar・後輪2.6barに下げて再度試走してみたら走れたのでこれでいくことに。この0.2barの差が大きいから常に携帯できるプレッシャーゲージは大切。
あとは上手い人の後ろで試走して細かいところのラインどりなどをチェックしておきました。シクロクロスは課題テストのように思っていて、雑に走るよりも各セクションに対するスキルがこなせてからのような気がしています。

体幹を意識しながら久しぶりにローラーでアップしてから召集場所へ。思ったよりも気温が上がったのでグローブは無し、素手で勝負。今年は大会へのチーム登録をしていなかったので最後尾スタート。

スタートしてすぐに後方のMASTER-50の速い方には譲ってあとは遅くて落ちてくる人と数回ハスりながらも最初のコーナーへ。砂地は前が降りると詰まってこちらも降りて押さざるを得なくなる感じ。それよりも1組目のJE-3で削れた地面が乾いた空気と相まって砂埃がすごくてつらい。

折り返しを含む4連続シケインも前がつまり気味なので順当に。そして今回の肝はテーブルトップ区間になりそうかな、ということでここで少し頑張って数名を抜くことに成功しました。プッシュプル楽しい、って感じでこのあたりの経験があったのは大きい。

ある程度ばらけて膠着状態になるとあとはエンジンの非力さが泣ける感じでした。細かい隙間時間はあれどまとまった練習時間が今はとれないので仕方がないのですが。

今回は目標としたノーミスに近い走りは出来たのでよかったです。せっかくなので最終周回のテーブルトップだけ僅かに飛んでおきました。

ご声援ありがとうございました。

(追記)

前述の課題テストの部分はキッズレースのあとの、JE-1などの区分で写真を撮りつつ日本のトップクラスの走りで答え合わせをしておきました。

JE-1優勝の山本和弘選手の走りとレジェンド・小坂正則選手を比較しつつ、何があると速いのかのあたりも探ってみました。

そのあたりはまたそのうちに。

f:id:takeoekuni:20141119104357j:plain

写真は春日部写真店様より。いつもありがとうございます。

スターライト幕張2連戦

11月8日 カテゴリーマスターズ29位(出走31名・完走29名中)
11月9日 カテゴリーマスターズ11位(出走19名・完走16名中)

f:id:takeoekuni:20141111002809j:plain

(写真は@faazaaさん。ありがとうございます。)

10月の半ば頃に急遽時間がとれることになったので二日間自転車三昧してきました。サイクルモード2014の併催イベントでJBCF幕張クリテリウムもあったのですが、こちらも折角の機会なのでシクロクロス2連戦を選択しました。

 

1日目。

都心を抜ける混雑を避けるために早めに家を出て途中で朝食をとってから幕張へ。予報では雨マークもついていたのですが、天気は微妙に曇りで一気に降り出しそうな感じではなさそうなので安心しました。

コースの様子をざっと見たところで受付まで時間があるので少し離れたところで開催されている幕張クリテリウムの会場に挨拶に。E1予選を少し観戦してからまた会場に戻って、準備が出来たところで時間に合わせて試走しました。

元々MTB用の小さなコースがあるところで以前に千葉に住んでいた頃にロードで乗り込んだりしたところですが、シクロクロス向けにしっかりアレンジされていて面白いコースになっていましたね。スタートしてすぐに舗装路があって、抜けたらシケイン、ドロップオフの連続でBMX風レール有り、テーブルトップ有りで最後に星形のスターライトコーナーといった感じ。

ある程度走って受付の混雑が過ぎたところでゼッケンをいただいてまた少しだけ試走して、全体の流れを把握して、前の組のレースを観戦しつつ時間を見計らってアップをして招集の時間までを過ごしました。

申し込みを遅かったのでほぼ最後列からのスタートだったので慌てずにシケインとドロップオフでの詰まりを利用して追いついてなるべく前へ…で走っていたのですが、2周目のシケインの後のリマウントでドスンとやってしまいリアがパンクしてしまいほぼ終了状態となってしまいました。

予備機材もないのでパンクしたままひたすら走っていたのですが、さすがにWOなので限界がきてしまいチューブが抜けてディスクブレーキに噛んで完全にロックしてしまいそこから担いでゴールまで。

レースから除外されなければ後続に気を遣って走ればよいのかな、ということで「Yeah!」って感じでやめないでひたすら担いでゴールまでランニングしました。なので最下位という次第でした。

 

夜のレースはお祭りといった感じで時間もとれていたのでビール片手に存分に観戦しました。弱虫ペダルの作者の渡辺先生がスポンサーレースを走られるということで若い女性の方の比率が高かったり、ドロップオフのところが完全にギャラリーコーナー状態で盛り上がって楽しかったです。

f:id:takeoekuni:20141108190451j:plain

f:id:takeoekuni:20141108192502j:plain

f:id:takeoekuni:20141108193207j:plain

 

2日目

近所に素泊まり8,000円で実は高層階で眺めもよい宿をとれていたのでノンビリとしようと思っていたのですが、少し雨脚が強くなったので早めにチェックアウトして朝食を食べて会場に向かうことにしました。

試走の頃には雨も弱まったので夜に観戦したC1の走りで見たポイントを復習をしつつざっと2周ほど。コースは公園を作るためにあとから土を入れた場所なのでコース全体のストーリー感が自然な感じではないので気にはなっていましたが、ドロップオフのところは山土というか粘土質っぽくて滑る感じになっていました。

試走のときに確認するのは自分の目だけではなく、リザルトで上位にいる速い人を見つけてその人がどういう処理を選択するのかも合わせて確認するのですが、それでも雨上がりで全体的に苦戦している感じでした。

このままもう少し降ると泥試合かな、と思っていましたが雲がそんなに降りそうな感じではなくなってきて、お昼過ぎにスタートする頃には気温も手元のガーミンで21℃まで上がり粘土質むき出しな部分も締まった感じに戻りました。

またまたゼッケン順による最後尾スタートでした。二日続けて走ると脚にはきていますが1日だけ走ることに比べるとコースに対する慣れができるのでそれはちょっとアドバンスになっているのだなあ、と感じました。

タイミングを見て数名を追い抜いきつつ、最後の最後で優勝された筧さんにラップされました。ちょっと詰まるところで徐々に損をしている感じでしょうか。走りながらどの手札を使うのがいいのか勉強にはなりました。

 

二日間ともご声援をいただきありがとうございました。

今回は特に多くの知人が運営に関わっていたことにも感謝します。素敵な二日間をありがとうございました。

ジャパンカップ・クリテリウムを親子で観戦

きのうは久しぶりに宇都宮まで行ってきました。

子連れではちょっとしんどいかな、と思っていましたが、「やまびこにもつばさにも乗ろうね」って新幹線をダシにして日帰りで往復してきました。大宮から宇都宮の指定券が通常3,680円ですが、モバイルSuica特急券のスーパーモバトクを使うと2,620円なので安いものです。

「明日新幹線に乗るからねー」って言ったら遠足前日の気分でさっさと寝てくれたのですが、9:00に家を出る予定に対して5:00に起きる次第(笑)。予定より30分早く出て大宮駅のホームで新幹線を見ながらおやつタイム。

f:id:takeoekuni:20141018100059j:plain

滞りなく予定の新幹線に乗って10:37には宇都宮へ。当初の目的を達成したのか早起きの影響でウトウトとしてしまったのでだっこしたままでクリテリウムのコース沿いの歩道を歩いて1周してきました。15kgあるのでいい運動です。

選手が宿泊しているホテルニューイタヤの横の子供及び車いすの方優先スペースのあたりに陣地を作って駅前の宇都宮餃子館でお昼ごはん。ほとんどの店が餃子とライスだけのメニューですが、ここは中華そばもあるので子供連れて入りやすい感じでした。

少し時間をかせいで陣地へ戻り、スバルの方にいただいたバンバンスティックを膨らませたり、ユーロップカーの旗を振ったりしつつ、隣の子連れのおばあちゃんに遊んでもらったり、反対側の車線にいた徳永さん夫妻を召還して遊んでもらったり子供も退屈しないですみました。ありがとうございます。

f:id:takeoekuni:20141018140202j:plain

3歳の子供目線だと規制予告のパトロールカーや白バイだったりサポートカーがたくさん来たり、ノベルティー的な何かを配っていただたりするのが面白い感じです。思ってるところを一方的に書きますが、このあたりに気づいていただけるといい感じがしました。

レジェンドクリテリムやガールズケイリンのエキシビジョンの後、いよいよ選手のパレード。イタヤの前で「トイレに寄るから」と降りたヴォン・ホフの自転車を見つけたアイゼルが勝手にピックアップ。

f:id:takeoekuni:20141018154825j:plain

「ちょwやめれwww」的な流れで。

f:id:takeoekuni:20141018154834j:plain

そしてレース本番。イタヤ前の折り返しは中央分離帯の切れ目が少しくぼんでいるので一気に減速するので選手が見やすい感じです。

f:id:takeoekuni:20141018160957j:plain

へんな時間にウトウトしたのか、レースの途中で子供は寝てしまったけど、なんとなく楽しめた感じで再び新幹線で18:30ぐらいには練馬に帰宅できました。

黄昏時のクリテリウムはいいですね。晩ご飯の食卓に並べられる話題のひとつにもなります。

ただシクロクロスのためでなく

今回のGPミストラルは参加者は少なかったですが、充実したプログラムでした(台風の接近と重なったのが恨めしい限りです)。

特にキッズ・バンビとU14で2レースと子供向けレースが4つも開催されたことと、試走の時間を使ったスクーリングが開催されたことはもっと評価されてよいのでは、と思いました。

GPミストラルがAJOCCから抜けたことでの批判は都度耳にしますが、AJOCCの下でレースを開催するとAJOCCの名簿にある人のためのスケジュールになるわけで、野辺山シクロクロスみたいに二日間開催できればいいですが、一日だけだと完全にはみ出すところです。

若手育成とは言っても、U23手前のちょっと速い人を底上げするだけではまだまだ、と感じます。シクロクロスコーチングの仕組みから次の世代が楽しいと感じる仕組みに取り組んでいること、そのあたりを少しくみ取った意見が聞こえてくるといいかな、と思いました。