雨の奥武蔵

先週の土日はあざみラインで実業団レースがありましたが、レースよりも大事な用があって岡山に帰省して、その足で京都にも寄ってきました。
そういう理由で乗れてないもんだから週間予報を眺めつつ、「雨でも乗るよ!」と木曜日ぐらいから気負っていました。久しぶりにAssosのレインウェアを用意してドロヨケもつけて家を出たのですが、西のほうの激しい雨とは無縁な程の霧雨です。家の近所の路面は濡れていましたが、荒川土手に出る頃にはすっかり雨も上がっていて拍子抜けです。
鈍色の空を眺めているとつい近場を往復して濡れないですむ程度で引き返そうかとも少し思いましたが、用意も整っているので毛呂山方面へ。
非常に気まぐれな選択でそのまま日高へ抜け、国道299号線から顔振峠吾野側から登りました。平均斜度は9%ぐらい。少しキツイ感じの登りが連続して木々の間を抜けて一気に標高を稼ぐところが奥多摩の今川峠とかに近いように感じました。
吾野の手前ぐらいから雨が降ってきて、こうなると逆に気分もノッてきて濡れて走る自分に酔ってるぐらいです。マイナスイオンもしっかり浴びて、と。
峠のそばの道端にクサイチゴが実を結んでいました。
なんだか懐かしかったです。

鎌北湖のほうへ降りたのですが、帰路は途中から日差しも出てきて蒸しばむほどでした。