私のタイヤ遍歴


先日、Twitterでタイヤ談義が以上に盛り上がったので*1いろいろと思いだしてみました。
以下、タイヤ遍歴について書いてみます。

チューブラー

  • ヴィットリア・モンディアーレ
    • 言わずもがなの1000円タイヤです。10気圧入れるとサイドが切れてバーストしました。雨の中で乗ると必ずパンクしていました。それでも学生だったので、パンクしたらフラップを剥がして縫い目を切ってパンク修理して縫合しなおす作業もしてました。ちょっとした手術みたいなもんですね。
  • クレメン・スカット
    • 1000円タイヤよりちょっといいタイヤ。でもそれなりにしなやかに走れたので、レースを始めた頃はこのタイヤが決戦用でした。
  • ヴィットリア・コルサCX
    • そして定番中の定番タイヤへ。練習もこれでするようになりましたが、結局いいタイヤはパンクを拾いにくいのでコストパフォーマンスは思うほど悪くはないと感じました。
  • ヴィットリア・ラリー
    • これも1000円タイヤ。練習時のスペア等で使いました。
  • ヴェロフレックス・スーパークリテリウム・セルヴィッチオ・コルセ
    • 旧モデル。上の写真がそうです。当時のヒルクライム決戦用タイヤとして使っていました。細くてしなやかでいい感じでした。
  • ヴェロフレックス・セルヴィッチオ・コルセ
    • 現行のデザインになったばかりの頃です。高かったけど旧モデルで味をしめたので決戦用はこれでした。
  • ミシュラン・サービス・コース
    • 怪しげなものにも手を出してます。たぶん選手用として作られたモデルで正規には販売されていなかったとか、誰かがその余りを大量に買い付けたとかで日本でも一時期出回っていたとか伝え聞いています。
  • ヴィットリア・コルサEVO CX
    • 再びヴィットリアに戻りました。いいタイヤですね。
  • ヴィットリア・コルサEVO KX
    • このKXパターンは転がりが重たい印象がありましたが、雨の日に峠を下るときなんかは前輪だけでもこれにしていると安心でした。タイヤにローテーションマークが入っているので、貼り付けるときに注意が必要です。

クリンチャー

  • ヴィットリア・オープンプロ
    • 89年に最初にクリンチャーリムでホイールを組んだときに買ったのですが、当時使っていたアラヤのリムとの相性が悪く、7気圧以上入れるとすぐにビードが外れてバーストを起こしたりするのでほとんどまともに乗れていませんでした。
  • 三ツ星トリムライン
    • そこでこれなら大丈夫だろうということで、国産のタイヤに交換しました。ビードも鉄でしたが、学生だったのでとにかく安かったのもよかったです。峠の下りでねかせるとキュルキュル鳴るとか微妙だったのですが、大きなトラブルもなく使えたのがよかったです。
  • コンチネンタル・グランプリ
    • これは例外というか、MTBに650Cのホイールをつけていた頃に使っていました。こだわりは何もなく、当時のキャノンデールの完成車についていた鉄のビードのモデルを安く売ってもらっただけなのですが。細くて12気圧ぐらいいれる必要があったのですが、乗り心地はそれなりによかったです。12気圧を入れる作業を除けば好きです。
  • ヴィットリア・オープンコルサEVO CX
    • しばらく練習もチューブラーという日々が続いたのですが、その後コストパフォーマンスを考えて再びクリンチャーに戻しました。そのときからしばらくこのタイヤを定番的に使っていました。可もなく不可もなくです。
  • ヴィットリア・REVO KXS
    • 両面にトレッドがあったタイヤ。片面がスリックで片面がKXパターンという一見、両得的なタイヤです。練習用に使うつもりもあってモニター的に安く売っていただいたのですが、とにかく両面にトレッドゴムが貼ってあるので硬くてはめるのにひと苦労な上、スリックにしても転がりが悪い印象があったのでした。そして意外にガラスが貫通してパンクしてしまったので(タイミングの問題かもしれませんが)、それで結局オープンコルサCXに戻りました。
  • ミシュラン・PRO2 Race
    • そしてヨーロッパのプロ選手がレースで使っていることもあって、ようやくミシュランに手を出しました。
  • ミシュラン・PRO3 Race
    • PRO3が出回ってもしばらく在庫のPRO2を安く売っていただいていたのですが、昨年末からPRO3に替えました。悪く言われる方もいますが、個人的には今はこれが好きですね。乗ったあとにちゃんとトレッドの汚れを濡れた雑巾で拭いておけば意外と4000kmぐらいは乗れます。


以上、16種類でした。
タイヤの話が止まらないのは、消耗品で思った以上にいろんなものを使っているからなのと、コンポーネントと違ってメーカーが違うと使えないということもないので、話題を振っても返しやすいからなのでしょうね。