ツール・ド・信州 2004

まず、お詫びから。現地からレポをアップする予定でしたが、カードモデムを忘れたため出来ませんでした。すいません。ツール・ド・信州のサイトにすでにレポはアップされてますが、ここではTEAM GIRO的レポをお届けします。
お盆の帰省渋滞を予測したものの、斉藤選手を乗せたサポートカーは比較的スムーズにスタート地点の佐久のイエローハット駐車場に到着、前日出発した関根・川嵜両選手とも無事合流し、スタートに備える。
今年のツール・ド・信州佐久市を出発し、ビーナスラインから美ヶ原、乗鞍を越え高山周辺を走り、御岳でゴールというコース設定、4日間の総走行距離482km、獲得標高は昨年よりは低いようだけど、それでも毎日いくつも峠を登らなければいけないのは事実なのであった。そして昨年の雨基調の天気とまったく逆の好天は暑さで選手を苦しめるであろう。
今回TEAM GIROの布陣は3選手に加え、前半のサポートカーのドライバーとして小野村さん、後半のドライバーに岩DHI監督、アシスタントというよりは見習いのシマアベ、オフィシャルカーのドライバーでNJK嬢、さらに応援で長島さんともりやん、関根選手のお友達の安田さんに後半の応援にかけつけてくれたうー44さいさま、そして江國ののべ12名が関わるのであった。
開会式の後、出走サインを済ませるといよいよスタートである。今回は51名の出走。最初の大河原峠はいきなり1400m近い標高差を有するカテゴリー超級である。各選手の様子を見ながらサポートカー渋滞を抜け先頭集団に迫る。
関根選手は先頭集団に留まっている模様。斉藤選手、やや苦しそう。川嵜選手、いまひとつ走りにキレが見えない。サポートカーは当初予定しておいた20km地点へ移動。
それにしても暑い、まだ9:30にもならないが晴天で気温が上がっていくのを感じる。予測したとおり水分補給が心配だ。各選手に水を渡す。
ステージ最初の峠でもあり、集団は分断された模様。大河原峠手前で最初の補給を済ませれたので、峠で待たずに下山。ここから先も道幅が狭く、白樺湖まで10km以上も下りなのである。そして予測したとおり、ビーナスラインはやや渋滞気味だった。
ところがここであせったため、チェックポイントのある分岐を見過ごしサポートカーがコースアウト。サポートカーの中で作業をしながら「去年この道走ったけどこんなにアップダウンしていないはず。」と思ったがすでに時遅し。しばし戻りなんとか和田峠方面の分岐まで辿り着きサポート続行。
川嵜選手と斉藤選手がランデブーしているのを無事発見!
「みーず!みーず!」
すでに最初の補給から時間がたってしまっていた。すまねー。
気温は29℃ぐらいか?空気は乾いているが照りつける日射しとアスファルトの照り返しが猛烈に暑い。このままでは関根選手のサポートがいない状態になってしまう。神頼み的に先行する長島さんにお願いして、残る二人のサポートに徹することにする。
78km地点、扉峠から先のつづら折れに斉藤選手が見えるが相当参っている模様。美ヶ原から先の最後の登りに備え、もう一度だけ補給の確認をして先行する。
王ヶ頭のゴール地点に辿り着くと、なんと関根選手は4位でゴールをしたという。いい感じではないか。しばらくしてマイペースな走りに徹した川嵜選手が25位でゴール。そして暑さにやられて遅れた斉藤選手が33位で無事ゴール。
今夜の宿は松本青年の家、いわゆる林間学校なんかで使う施設だ。
後の組がいるから夕食を15分で食べろという無理無理な要求に「ゆっくり、たくさん食べる」がモットーのNJK嬢、やや窮する(笑)。
夜のミーティング後、狭い2段ベッドの部屋で明日に備えて少し話をするが、斉藤選手は日照りに弱りつつある模様(胃が元気になると戻るよ、と、とりあえず胃薬を渡しておいた)。
(明日につづく)。