コメントを頂いたので

またしばらく新しいエントリーが書けずにすみません。
今年は6年ぶりぐらいに世間並みに実家に帰省したりしてお盆休みを過ごしました。
それからありがたいもので連休をはさんで実業のほうで注力せざるを得なかったりしていますが、少しずつ合間を縫って練習もしています。
お盆を過ぎて夜明けも少しずつ遅くなってきて、涼しくなったぶん乗りやすくなりましたね。きのうの朝は2kmのインターバルを5本しました。
さて、前々回のエントリーにコメントを頂いたのですが、コメント欄に返すのが勿体なく思い、せっかくの機会なので新しいエントリーを起こしてみました。
下村君とも古い仲で、もう知り合って15年ほどになるのかな?知り合ってからリアの変速機が3段も増えたと思うとずいぶん長いよね。Wレバーの頃を知る貴重な世代かも。
以下は私信のような感じで書いてみるね。
丸岡での事故だけど、あの日事故の知らせを知ってからしばらくは心穏やかでなかった。だいぶ気持ちの整理もついたけど、過去に同じレースを走って時間を共有した同志の死というのは今でも胸が痛むよ。

ご無沙汰しております。競技サイクリストの競技中の死ですか。どのような事故だったのでしょうか?
Nさんのお話から推察すると整備不良?クイックレリーズ外れ?どうにか今後自転車競技=薬物、自転車競技=危ない
一般車=無灯火・逆走・・・・  虐げられそうで嫌ですね。

直接の死因は胸部を強く打って内臓破裂だとニュースで伝え聞いていて、そのときの詳細まではわからない。
自転車競技は人間がむき出しの状態で高速で空間移動をしているのだし、今回の事故で危険なことだというのを心の底から感じたよ。
今まで何度か怪我をしたけどそれほど大事に至らなかっただけだから僕もあの日まではあまり深くは考えていなかったけど、驕りはあったと思う。
それから、競技用以外の自転車が交通違反をすることと、自転車競技が危険なこととはまた別の問題だと思う。
だいいち、他人の粗探しのようなことをして何が始まるんだろう。
もしも自分の技術が信頼できるものなら、走るだけでそれなりの説得力があっていいのかなと思ってる。
レースで起こる落車は、ある程度は不可抗力としても、200人で走る程度で頻繁に落車が発生しているうちは、まだまだ誰の心も動かせないのかな。
僕が「そう」若くはない中で、選手登録をした本当の理由は、2回のシーズンを過ごした中で気づいたけど、「好きなことに対して責任を負う」ということ。
もう後戻りはしない。
日々思いは強くなっていて、その中で自分ができることはまだまだあるんじゃないかと思う。
こちらに越してきて、今の練習コースは千葉の比較にならないほどたくさんのサイクリストとすれ違っていつもとても嬉しく感じているけど、じゃあ彼らに何を伝えることができるんだろう。
選手なら、なるべく間を空けないで練習に励み「よい走りをする」ということしかないと思う。
それから、他にもいろいろ書いてくれたけど、自転車が好きなのはすごくわかるし行間からそれを感じるよ。
ほんの数年前まで市井の人が自分の思ったことを誰かに伝えることはたいへんなことだったけど、僕もこうして実名でブログを書けるほど今はそれはとてもカジュアルになったと実感している。
コメント欄や掲示板でもいいけれど、そろそろ自分の場をもってみるのもいいのかな、と思うけどどうだろう。
長くなってしまったけど、機会があればまたレース会場で会おう。
ありがとう。これからもよろしく。