2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その9(Session 10)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 

4月16日、昼。

将軍澳は飽きたのでまた坑口へ。晴れてきて日差しが強くなり、それに蒸し暑い。

しかし見事にお昼どきでどこも混み始めている雰囲気も感じつつ、それにそろそろこちらの食事に飽きてきている感じもあるので、結局TKO Gatewayの麥當勞(マクドナルド)へ。

隣の吉野家は日曜日のお昼ということもあって列もできているけれど、マクドナルドは空いていました。そのあとしばらく坑口駅の周辺を散策。このあとSession 10を観たら帰国かあ、という寂しさみたいなものよりも、久しぶりに完全に世の中から隔離されている一瞬の自由さみたいなのが心地いい感じ。

あと働き盛りの人中心の住宅街、ということも危険を感じるような場所ではなかったです。

歩いているうちに坑口文曲里公園という、ちょっとした庭園のような公園へ。インドネシア系の女性の方がたくさんいて、昼から地べたに座っておしゃべりをしたりスマートフォンでビデオ通話をしていました。いわゆるメイドで出稼ぎに来られている方たちのようでした(そういえば将軍澳のホテルの裏の公園はフィリピン系の方が多かったような)。

かなり時間があったので單車館の横のベンチで時間をつぶしてから入場しました。

Session 10

 

  • 女子ケイリン(2回戦)
  • 女子ポイント・レース25km
  • 男子1kmタイムトライアル(決勝)
  • 女子ケイリン(7位〜12位決定戦)
  • 女子ケイリン(決勝)
  • 男子マディソン50km

 

入場するとちょうど上野みなみ選手がポイントレースに向けて試走をしていました。

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そして、客席の通路に並ぶたくさんの太鼓。入場する際にでんでん太鼓をいただいたのですが、これから演奏するので合わせて叩いてね、ということのようでした。

Session 10のみ、オープニングの参加国の紹介は太鼓の演奏に合わせて行われました。

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日曜の午後、大会もこれで最後なので俄然気持ちも盛り上がるというものです。

女子ケイリン(2回戦)

まずはスピード感のある競技、ケイリンから。

フィーチュアしたいのはナショナル・ジャージに合わせたネイルのベルギーのNicky Degrendele選手。

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第1ヒートからはVogel選手、Bayona選手、Degrendele選手が、第2ヒートからはMorton選手、Braspennincx選手、Krupeckaite選手がそれぞれ決勝へ駒を進めました。

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250mバンク特有の密度感が力強くていいです。

Women's Keirin Second Round Results

女子ポイント・レース25km

間近には来ませんでしたが、オランダのKirsten Wild選手。

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イタリアのGiorgia Bronzini選手。

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香港の楊倩玉(Yang Qianyu)選手と日本でもお馴染みの黄金宝コーチ。

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日本からは上野みなみ選手が参加。

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2回目のポイントはBrozini選手(Wiggle High5)・Wild選手(Cylance Pro Cycling)・Cure選手(Wiggle High5)・Delzenne選手(Lotto Soudal Ladies)らによる女子ロードレース好きな人向けの対決でした。

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そしてこの二人、Barker選手とHammer選手の動きが強力でした。

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大型ディスプレイのポイント表示までの反応がいまひとつだったのは、選手的にも辛かったのでは。

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上野選手は途中バック側で接触して落車するも挽回しようとアメリカのSarah Hammer選手とラップを試みていました(落車のダメージが大きかったようで残念です)。

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優勝はラップ2回と満遍なく先頭通過で大量得点を決めたイギリスのElinor Barker選手。

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Women's Points Race Final Results

男子1kmタイムトライアル(決勝)

出走順では最後ですが、短期登録制度で日本の競輪も走るFrançois Pervis選手の予選のタイムがよかったので期待しながら観戦しました。

スタート前に集中するPervis選手。

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そして常に1番時計を刻みながらフィニッシュへ。

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そして最後まで全く乱れることなく見事優勝!

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Dmitriev選手同様、今年の来日が待たれます。

Men's 1Km Time Trial Finale Results and Final Classification

女子ケイリン(7位〜12位決定戦)

7位〜12位決定戦はペーサー離脱後、韓国の이혜진(Lee Hyejin)選手が先行するもオランダのLaurine Van Riessen選手と李選手が飛び出し、Van Riessen選手が最後まで逃げ切りに成功し7位となりました。

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女子ケイリン(決勝)

本命・Vogel選手のサドル下にはオンボードカメラが。テレビ中継に対応できるように独自開発のものを使用しているようです。

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こちらはレンズ穴が見えないので重量を揃えるために付加されたモックでしょうか。取り付け用のバンドとフレームの成形が合わないのでビニールテープで補強されているようです。

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レースはDegrendele選手を先頭にVogel選手はすでに二番手に。ペーサーの離脱後にVogel選手が先頭を維持し最後まで踏み切って優勝。

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ドイツ国旗を渡されウィニングランをしながら喜びをあらわにするVogel選手。

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UCIのアスリート委員会の投票で委員に選出されたニュースやスプリントと合わせて二回も優勝するところを観てすっかりファンになりました。

Women's Keirin Results and Final Classification

男子マディソン50km

そして最後は男子マディソン50kmは200周回。

最後の間近で観る選手はオーストラリアのCallum Scotson選手。

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そしてイタリアのSimone Consonni選手。

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香港ではフライングスタートでフェンス側に選手が来るというのはサービスとしてそばに来ているように受け止めれているのか、スタート間際でもセルフィーのお願いをしている人がいて面白かったです。ポーランドのDaniel Staniszewski選手はそんな突然のセルフィーの依頼にいやな顔をせず快く応じていました。

レースはベテラン、オーストラリアのCameron Meyer選手とScotson選手のペアが50周回まで着実にポイントを獲得。そして50周回を終えたところからベルギーのKenny De Ketele選手・Moreno De Pauw選手のペアは強力なハンド・スリングでラップを試みようと展開。それに続くのはフランスのBenjamin Thomas選手とMorgan Kneisky選手のペア。

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前に生でマディソンを観たのは昨年のアジア選手権だったのですが、その時よりも遥かに速いスピードでこれは面白い!と思ってやや前のめりで観戦していたのですが、客席の多くの方が黙りこんでしまっているような重い空気を感じました。

香港の梁峻榮(Leung Chun Wing)選手と梁嘉儒(Leung Ka Yu)選手のペアが交代のタイミングを逃し順位を下げ始めたことと、どうやらマディソンを初めて観戦した方々が多く、先頭を見逃してしまっているようでした。

特に私の座っている左側の1ブロックの方々は服に"HTK Premium"というシールを貼っており、大会スポンサーでもあるHKT 香港電訊(香港テレコム)の招待だったようで、もしかしたらトラック競技そのものも初めてのような雰囲気も感じられ途中で完全に退屈しきっていました。

初めて観戦するのであればまずは先頭を追っておく、というのは大事な気がしました。

レースは常に前へと展開。130周回を終え、ベルギー組のスタミナが途切れたところからオーストラリア・ペアとフランス・ペアが巻き返しを開始。

その後アイルランドのMark Downey選手・Felix English選手がのペアが最後の力をふりしぼるように180周目を先頭で通過。

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最終的に満遍なくポイントを獲得したフランスが優勝。

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そして表彰式。

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Men's Madison FinalResults

これで全ての日程が終了。

少し日本からは離れているけれど、日曜日の午後は熱く過ぎ去りました。着いて最初のSession 5を観た時にも感じましたが改めて「とにかく、来てよかった」と強く思いました。

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会場を後にし、ごいっしょできた皆さまとお互いにその場をいっしょにしたお礼と観戦の労をねぎらい、荷物を引き取りひとり来た時と同じE22A路線のバスに乗って香港国際空港へ。

日が傾きつつある中、高速道路から見えた香港の中心部の街並みに心の中でお別れを。

空港に着き夕食を済ませ、香港エクスプレスのカウンターでチェックインをお願いするとオーバーブッキングなので明日にできないかと相談(もちろん強くお断りしましたが)。出発ゲートも未定のチケットを受け取り、出国審査も済ませ、あとはゲートが決まるのを待つばかり。

その間に妻へのお土産を物色したり、残った小銭を使ってみたり。空港でアサヒ・スーパードライの生を提供しているお店が数件ありましたが驚きの69HKD(1,000円強ぐらいとかなり高め)でした。

オクトパス・カードはまた使うと思うのでそのままでよいかな。

待つことしばし、出発ゲートも決まり無事に搭乗。日付をまたぐように深夜便のUO624便で翌朝羽田空港へ到着。月曜日ということで着替えてその足で出社しました。

 

そんな三日間でした。

長々と書き綴りながら自分でもいろんなことを追体験できてとても楽しかったです。また、毎日読んでいただいた皆さまやそれとなく目について読んでいただいた皆さまに感謝いたします。

ありがとうございました。

 

2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その8(Session 9)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 

4月16日、朝。最終日。

帰国便に乗るまではあまり気が抜けない一日なので、逆になるべく気楽に過ごしたく。

今朝もどんよりとした天気。朝食はTseung Kwan O Plazaの吉野家へ。和風牛肉麺というのを食べました(麺はインスタントでした)。

毎日外食というのはまあまあきついのですが、将軍澳ではホテルの部屋へ持ち帰れるようないわゆる惣菜などの中食をあまり見かけませんでした。便利店(コンビニエンスストア)もせいぜいサンドイッチを置いていればよい程度。

部屋に戻り、荷物をまとめてチェックアウトをし、キャリーバッグはホテルで預かってもらうことにしました。

会場の周辺をぶらぶらと。サイクリングロードがあるけれど、高層マンションでは自転車を持つことは難しいのかごくたまに乗っている方を見かける程度。ここのサイクリングロードはくつろぎの場になっている感じでした。赤い花はキワタノキかな。

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そういえば将軍澳では歩道をママチャリが爆走するとか、公園をママチャリが横切るとかそういう風景はいっさい見かけませんでした。

香港單車館の屋根。近未来風なようで改めて見ると銀色の屋根が昭和40年代っぽくもないような。

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建物の裏側には無綫電視の中継車が。側面にはEUROVISIONのステッカーが貼ってあり、力関係みたなものを垣間見ました。

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Session 9

Session 9は10:00からと時間も早く、予選中心の構成だったので出足はいまひとつでした。

女子ケイリン(1回戦)

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第1ヒートは本命・Kristina Vogel選手、第2ヒートはオーストラリアのStephanie Morton選手、第3ヒートは香港の李慧詩(Lee Wai Sze)選手、第4ヒートはコロンビアのMartha Bayona Pineda選手がそれぞれ制し、2開戦へ。

Women's Keirin First Round Results

男子1kmタイムトライアル(予選)

いわゆる千トラですが、実は競技として生で観るのは初めてでした。

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1組目のポーランドのKamil Kuczynski選手のみ単独で、2組目からはホーム・バックに別れて二名ずつの出走でした。2組目のフランスのFrançois Pervis選手がいきなり好タイムを出したのでやや前のめりになって観戦できました。

Men's 1Km Time Trial Qyalifying Results

女子ケイリン(敗者復活戦)

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第1ヒートはロシアのAnastasiia Voinova選手、第2ヒートは韓国の이혜진(Lee Heyjin)選手、第3ヒートはウクライナのLiubov Basova選手、第4ヒートはオランダのLaurine Van Riessen選手がそれぞれ制し、2開戦へ。

Women's Keirin First Round Repechages Results 

 

2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その7(Session 8)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 

4月15日、午後。

Session 7は16:00前に終わったのでホテルの部屋に一度戻って少し横になってひと休み。椅子に座って写真を撮りながら観戦しているだけでしたが、インプットの多さに体力が必要でした。

起きて、夕食は少し野菜が食べたい、ということでTseung Kwan O Plazaの薩莉亞(サイゼリア)へ。日本と同じくドレッシングをどばどばとかけてはいたけれど、数日ぶりにサラダを食べることができました。

将軍澳に来て感じたのは住宅街にショッピングモールという、いかにも日本的なところだなあ、ということ。言葉の面以外は不便を感じさせないというか(すぐ隣はAEONだし)。便利店(コンビニエンスストア)はセブンイレブンもあったしサークルKもあったし。

違うところがあるとすれば、どの建物も禁煙で、屋外の喫煙所で煙草を吸っている人もほとんど見なかったこと。それとお酒を用意しているお店がほぼ無かったこと。毎日外食なのでいろいろなお店の前にあるメニューを見ていたけれど、旅行ガイドに書いてあるとおりで香港では食事とお酒は別でなんだなあ、と。

 

お腹も満たしたので再び單車館へ。

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Session 8

  • 女子500mタイムトライアル(決勝)

  • 男子オムニアムIII(エリミネイション・レース)

  • 女子500mタイムトライアル表彰式

  • 男子スプリント(1/2決勝・第1レース)

  • 女子マディソン

  • 男子スプリント(1/2決勝・第2レース)

  • 女子マディソン表彰式

  • 女子インディビデュアル・パーシュート(決勝、3位4位決定戦)

  • 男子スプリント(決勝、3位4位決定戦・第1レース)

  • 女子インディビデュアル・パーシュート表彰式

  • 男子オムニアムIV(ポイント・レース25km)

  • 男子スプリント(決勝、3位4位決定戦・第2レース)

  • 男子オムニアム表彰式

  • 男子スプリント表彰式

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LET'S GO!ということで土曜日の夜を盛り上げる盛りだくさんな番組でした。

女子500mタイムトライアル(決勝)

決勝はロシアのDaria Shmeleva選手が33.282秒で優勝(香港單車館は海抜3mぐらいなので32秒台は難しいのかも)。

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Women's 500m Time Trial  Final Results

閑話。

この日はまぐれ的に自分の隣が三席空いていました(すでに完売していたはず)。それをすかさず見つけたイギリスのU23女子選手が三名やってきて、勝手に座って観戦しはじめました。

ここは270HKDするプレミアム席なのでそれはまずいのでは、と様子をうかがっていたのですが、たまたま最後まで自分の席であることを主張する人がきませんでした(選手用の席は最終コーナー側の最上段にTeam Seatingが設けてありましたので本来はそちらでの観戦なのですが)。

この話の続きはのちほど。

男子オムニアムIII(スクラッチ・レース)

今回のSession 8で確保した席はフィニッシュラインを超えた最前列でした。なので間近で観る選手はいませんが、全体的を見渡す感じでした。

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日本の今村俊介選手。

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フィニッシュライン手前で落車がありチーフ・コミセールのRandall Shafer氏から"NO ELIMINATION"の通告が。

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エリミネイションは走路いっぱいに広がる傾向にあるのですが、フィニッシュライン寸前で接触が原因の落車が発生しました。今村選手も巻き込まれましたが(接触して落車した選手が今村選手のラインに落ちたようでした)、復帰して9位まで頑張りました。

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エリミネイション・レースでの1位はオーストラリアのSam Welsford選手でした。

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Men's Omnium Elimination Race Results

男子スプリント(1/2決勝・第1レース)

先ほどのエリミネイション・レースでフィニッシュラインがひどく損傷してしばし中断。センサーがあるのか、フィニッシュラインの修復作業がTISSOTの方が作業をされていました。

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修復後にレース開始。ロシアのDenis Dmitriev選手とニュージーランドのEthan Mitchell選手との第1ヒートはDmitriev選手が、オランダのHarrie Lavreysen選手とRyan Owens選手との第2ヒートはLavreysen選手がそれぞれ1勝しました。

女子マディソン

個人的注目のレース。間近で観る選手はいないので注目選手にフォーカス。個人的イチオシのベルギーのJolien D'hoore選手!

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レースはイギリス・ベルギー・オーストラリアを中心に展開、というか技術的に乖離がありすぎてその他に機能していたのはニュージーランドとイタリアぐらいでした。

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マディソンのハンド・スリングで交代する際に引き上げることができていたのはベルギーだけのように見えました。イギリスでさえも慎重になって失速しそうになることも。

オーストラリアのAlexandra Manly選手は落車に巻き込まれてひどく身体を打ちつけていましたが復帰し、その後ハンド・スリングを試みたペアのAmy Cure選手に突っ込まれてさらに落車という不運にあっていましたが3位に。

2位はイギリスのElinor Barker選手とEmily Nelson選手のペアが、そして優勝は盤石・ベルギーのJolien D'hoore選手とLotte Kopecky選手のペアでした。

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ちょうど階段を挟んだ隣側の席が香港在住のイギリス人の方だったようで大きなユニオン・ジャックを用意されていましたが、その中央には星が五つ入っていました。見た目ご高齢な雰囲気で、もしかしたら返還前の香港から住んでいるのかもしれません。

そして香港のチームは応援するけれどでも心はイギリス、といった感じで何かそういったメンタリティーみたいなものがあるように見受けられました。

Women's Madison Final Results

男子スプリント(1/2決勝・第2レース)

男子スプリントの話の前に、隣にきたイギリスの女子選手たちの話。まあ普通に体育会系でした。足を走路側の強化ガラスのほうに投げ出すし(ガラス越しに丸見えなわけで、さすがにスターターのChristian Magiera氏も気がついてするどい視線を送っていました)。ひとりはスマートフォンの画面が割れていたし、まあなんというかガサツな感じでした。

時々、香港在住と思われる子供たちが選手がいることを察知して、記念撮影やサインの依頼に来るのですが、まず舌打ちをしてからニコニコと応じるあたりも素が出てて面白かったです。

そして話は男子スプリントに戻りますが、第2レースも第1レース同様にDmitriev選手とLavreysen選手が勝ち、決勝へ駒を運びました。

ちなみにイギリスのRyan Owens選手はグラブでなく素手にチョークでした(イギリスの短距離はこの傾向が多かったような)。

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Men's Sprint Semifinals Results

女子インディビデュアル・パーシュート(決勝・3位4位決定戦)

どちらもアメリカとオーストラリアのレース。3位4位決定戦はアメリカのKelly Catlin選手がオーストラリアのRebecca Wiasakに勝ち3位に。

決勝はアメリカのChloe Dygert選手がオーストラリアのAshlee Ankudinoff選手に勝ち優勝。

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Women's Individual Pursuit Results and Final Classification

男子スプリント(決勝・3位4位決定戦・第1レース)

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3位4位決定戦のMitchell選手とOwens選手との対決はMitchell選手が、決勝のDmitriev選手とLavreysen選手との対決はDmitriev選手がそれぞれまず一勝しました。

男子オムニアムIV(ポイント・レース25km)

3レースを終えてのポイント合計のトップはスペインのAlbert Torres Barcelo選手。

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ニュージーランドのAaron Gate選手は4位からのスタートながらも2回ラップを獲得して順位を上げて3位へ。そしてフランスのBenjamin Thomas選手が2位でスタートし、1回のラップと3回目以降のスプリントで堅実に得点し優勝しました。

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Men's Omnium Final Classification

男子スプリント(決勝・3位4位決定戦・第2レース)

ここまで熱く盛り上がったところで最後はスプリント決勝。Lavreysen選手とDmitriev選手の対決はLavreysen選手の先行で始まるもDmitriev選手が2周目後半で逆転し、そのままフィニッシュへ。Dmitriev選手が優勝しました。

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競輪の短期登録制度で再び来日される折りにはぜひ観戦してみたいものです。

Men's Sprint Results and Final Classification

盛りだくさんな土曜の夜、全てのレースが終わり表彰式まで観ると日付が変わる寸前でした。

すでに前日にお会いできた知人といっしょにホテルまで徒歩で戻りましたが、自転車競技を愛している方々と過ごせた時間はとても素敵でした。

この日もベッドで横になったらいつの間にか寝ていました。

2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その6(Session 7)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 

4月15日、朝。

外はどんよりと曇りだけど雨は降らなさそう。

ホテルの朝食は日本円に換算すると3,000円ぐらいだったし、いろいろお店ものぞいてみたかったので素泊まりにしていました。この日の朝食はTseung Kwan O Plazaの一粥麺というお店に行ってみることに(大家楽系列なので注文システムも同じでした)。

ここのメニューは番号ではないのでとりあえず目についた「香辣碎腩・煎蛋即食麺」を入口横のメニューをスマートフォンで撮影して、写真を見せて指で「これ」って感じで注文しました。ラーメンを頼んだのですが、即食麺という名のとおり麺はインスタント(でも美味しい)。香辣の部分は香椒がまるまる1個入ってピリピリといったところでした。

Session 7は12:30からなので、その間にお土産探しついでの散策へ。地下鉄で銅鑼灣(Causeway Bay)へ。途中1回だけ乗り換えがあるのですが、香港の地下鉄の乗り換えは一方通行で反対方向へ乗ることもなくわかりやすかったです。

銅鑼灣では崇光百貨へ。そごうです。探していた子供のためのお土産(香港的士と香港小巴士のトミカ)は無事にみつかりました。

そごうの前は路面電車も走っているし、それっぽい高層ビルも見たので再び将軍澳へ。

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大家楽でカレー(ご飯の量だけは盛大だった)を食べて、観戦へ。

 

Session 7

  • 女子500mタイムトライアル
  • 男子スプリント(1/4決勝・第1レース)
  • 男子オムニアムI(スクラッチ10km)
  • 男子スプリント(1/4決勝・第2レース)
  • 女子インディビデュアル・パーシュート(予選)
  • 男子スプリント(1/4決勝・第3レース)
  • 男子オムニアムII(テンポ・レース10km)

女子500mタイムトライアル

ゆうべのSession 6で夜遅くまでスプリントを走っていた李慧詩選手ですが、この500mタイムトライアルにも参加しているので早速の大声援でした。33秒647で4位で通過したのですが、走ったあとの声援には手もふらず、決勝に向けて集中している雰囲気がまた格好よかった。

予選でも33秒台というのがひとつのボーダーといった感じでした。

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Women's 500m Time Trial Qualifications Results

男子スプリント(1/4決勝・第1レース)

この日の1/4決勝からは2レース(最大3レース)になるので最初の写真だけ(すみません)。

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Matthew Glaetzer選手、落差が大きいポジションが特徴的。

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男子オムニアムI(スクラッチ・10km)

日本からは今村俊介選手が参加。

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スタート前の間近で観る選手はベルギーのLindsay De Vylder選手。

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クラッチ・レースの優勝はスペインのAlbert Torres Barceló選手でした。

Men's Omnium Scratch Race Results

男子スプリント(1/4決勝・第2レース)

ロシアのDenis Dmitriev選手は第1レース、第2レースともニュージーランドのSam Webster選手に勝ち1/2決勝へ。オランダのHarrie Lavreysen選手も同様にニュージーランドのEdward Dawkins選手に勝ち決勝へ。イギリスのRyan Owens選手とドイツのMax Niederlag選手、ニュージーランドのEthan Mitchell選手とオーストラリアのMatthew Glaetzer選手の2組は決着せず第3ヒートへ。

女子インディビデュアル・パーシュート(予選)

日本からは梶原悠未選手が前日のオムニアムに引き続き参加。発走機がシートピラーで支えるため、サドル下のPower Controlと干渉してセッティングにひと苦労されてました(この発走機の方式だとフレームサイズが小さいと起こりうる問題です)。

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残念ながら予選通過はならなかったけれど、勝つ姿勢で前向きに取り組んでいるのはものすごく感じられました。

順番は前後しますが、ドイツのGudrun Stock選手のFES(FESは競技規則の建前上、一応市販ということになっているらしいのですが...)。

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オムニアムに優勝したイギリスのKatie Archibald選手も参加。

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オーストラリアのAshlee Ankudinoff選手。

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Women's Individual Pursuit Qualifications Results

男子スプリント(1/4決勝・第3レース)

第2レースで決着のつかなかった2組が再レース。どちらのレースもラインが際どいなあ、と思って観ていたのですが、判定によりイギリスのRyan Owens選手とニュージーランドのEthan Mitchell選手が決勝進出となりました(これをジャッジできないといけないのですね)。

男子オムニアムII(テンポ・レース・10km)

今回のスタート前の間近で観る選手は今村選手でした!

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韓国の박상훈(Park Sanghoon)選手の自信のある笑み(3周回先行してスプリントを3本を獲得していました)。

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レースはラップによる大量ポイント獲得へとシフトして、主集団へのラップを2回とスプリントを3本を獲得したニュージーランドのArron Gate選手が1位でした。競技規則の改定で潮目が変わった感じがします。

Men's Omnium Tempo Race Results 

2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その5(走路の修復作業)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。いろいろといっぺんに書くと読みづらいのでいくつか話題を分けてみます。今回は走路の修復作業について。

 

Session 6の女子オムニアムIII(エリミネイション・レース)で目の前で落車が発生し、走路が損傷してしまいました。

レース後すぐに、走路の管理のプロの方が目の前でほんの数分のうちに応急処置をされていて、その手さばきが素晴らしかったのでその一部始終を記録しました。

 

まず、損傷した部分の余分なささくれを全てカッターで切り取ります。

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次にサンドラバーで滑らかにします。

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最後にテープを貼って応急処置完了。

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走路の木屑も掃除します。

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そして、その日の全ての競技が終了したら、木パテで埋めて翌日も影響のないようにされていました(使用されていたのはドイツ製のBaufan Holzkittという製品でした。)

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様々な方の協力を得て開催れていました、世界選手権。敬意を表して書き綴ってみました。

2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その4(Session 6)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 

4月14日、夕方。

Session 5が終わったらすっかり夕方でした。

今のうちにホテルに戻ってチェックインを、ということでホテルへ戻りました。チェックインをお願いしたら受付の方が日本人である事を察してくれて翻訳アプリで説明してくれてたいへん助かりました。そしてオーバーブッキングでアップグレードします、でも料金はサービスしときますね、と。ありがとうございます。ルームキーをいただいてひと段落。

宿泊したのは会場にほど近い香港九龍東皇冠假日酒店(Crowne Plaza Hong Kong Kowloon East)というところでした。最初は値段を見ながら佐敦(Jordan)あたりを検討していたのですが、毎日地下鉄移動はしんどいなあ、こっちなら徒歩で会場入りできるし、ということでちょっと高いけど2泊ならまあよいかあ、と奮発しました。

そして、実はこのホテルは大会指定の宿泊施設なのでした(予約した後で知りました)。ロビーにはスタッフ向けの大会情報も。

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そしてすぐ横にはMichael Brian Cookson OBE UCI会長の姿が!(大変恐れ多い...)スタッフと待ち合わせをされていたようでした(そのまま会場へ向かわれたようです)。そしてエレベーターに乗ろうとすると各国のチームの選手やスタッフといっしょになってしまうというかなり特殊な体験をしました。

部屋で少し横になって(朝5:00に香港に到着してから12時間フル回転に近い感じでしたのでさすがに疲れました)、まずは子供の土産を探そうともう少しお店の多そうな二駅先の宝琳(Po Lam)まで地下鉄で行ってみました。ここも高層マンションが立ち並ぶ住宅地です。しかし意外によいものがなかったので、大慌てで一駅戻って会場のもうひとつの最寄駅の坑口(Hang Hau)から会場へ。

坑口の地下鉄の駅から單車館までも徒歩で数分でした。日も暮れてきて單車館の屋根に大会ロゴやスポンサーロゴを投影して迎えてくれました。

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Session 6

  • 男子ポイントレース
  • 女子スプリント(1/2決勝・第1ヒート)
  • 女子オムニアムIII(エリミネイション・レース)
  • 女子スプリント(1/2決勝・第2ヒート)
  • 男子ポイントレース表彰式
  • 男子インディビデュアル・パーシュート(3位・4位決定戦・決勝戦
  • 女子スプリント(3位・4位決定戦・決勝戦・第1ヒート)
  • 女子オムニウムIV(ポイント・レース)
  • 女子スプリント(3位・4位決定戦・決勝戦・第2ヒート)
  • 男子インディビデュアル・パーシュート表彰式
  • 女子オムニアム表彰式
  • 女子スプリント表彰式

夜の部は決勝戦がほとんどでアルカンシェルが決まる瞬間がいくつも観られました。

男子ポイントレース

日本からは倉林巧和選手が参加。写真はスタート前に飯島ヘッドコーチからのアドバイスを受けているところ。

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 間近で観る選手はこちらの方々。

ニュージーランドのRegan Gough選手。

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そしてアメリカ合衆国のZachary Kovalcik選手。

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レースはオーストラリアのCameron Meyer選手の本気の走りに魅せられました。思わず「キャメローーーーン!」と叫びたくなるような勢いでラップも2回獲得し、2位のベルギーのKenny De Ketele選手に36ポイント差をつけるという圧倒的勝利でした。 

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Men's Points Race Results

女子スプリント(1/2決勝・第1ヒート)

女子スプリント1/2決勝、ここからはテレビ中継と館内の大型ディスプレイ用にセグウェイを使用し牽制をシームレスに捉えるカメラが登場。

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第1ヒート1組目はオーストラリアのStephanie Morton選手とリトアニアのSimona Krupeckaite選手の対決でKrupeckaite選手が先行するもMorton選手の勝ち。

第2ヒート2組目は本命・ドイツのKristina Vogel選手と開催国・香港のスーパースター、李慧詩("Sarah"Lee Wai Sze)選手の対戦。会場にはいくつもの香港の国旗が広げられ大歓声が広がる中、李選手が先行でスタート。

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最後は盤石のスプリントでVogel選手が勝ちました。李選手への拍手が止まない中、拍手に手もふらずとても悔しそうにインフィールドに戻る李選手が印象的でした。

女子オムニアムIII(エリミネイション・レース)

間近で観る選手シリーズは中国の羅暁玲(Luo Xiaoling)選手とドイツのTatjana Paller選手。

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 エリミネイション・レースは中間スプリント時にラインを確保するために広がる傾向にあるので落車が発生しやすいのでは、と感じました。目の前で途中リトアニアのOlivija Baleisyte選手やイタリアのElisa Balsamo選手(昨年のロード世界選女子ジュニアで優勝した選手ですね)を含む落車が発生していました。

全体に広がる集団。オムニアムは通しで観るとそれぞれで違う集団の動きが比較しやすいのが興味深いです。

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エリミネイション・レースでの優勝はオーストラリアのAmy Cure選手でした。2位はオランダのKirsten Wild選手。

Women's Omnium Elimination Race Results

女子スプリント(1/2決勝・第2ヒート)

先ほどのエイリミネイション・レースの落車で損傷した走路の補修作業で少し時間を置いてから開始。第2ヒートも第1ヒートと同じくオーストラリアのStephanie Morton選手とドイツのKristina Vogel選手がそれぞれ勝ち決勝へ。

2組目のVogel選手と李選手がフィニッシュ後に互いを讃える姿を観るとこれなんだよな!と、思う。

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男子インディビデュアル・パーシュート(3位・4位決定戦・決勝戦

男子ポイント・レースの表彰式の後は男子インディビデュアル・パーシュートの決勝。

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残り周回集と縮まるタイム差に思わず写真を撮るのを忘れるほどでした。優勝はオーストラリアのJordan Kerby選手。先ほど表彰式でアルカンシェルを手渡されたMeyer選手が優勝したKerby選手を暖かく迎える瞬間が素晴らしい。

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Men's Individual Pursuit Results 

女子スプリント(決勝・3位・4位決定戦・第1ヒート)

決勝第1ヒートはVogel選手、3位・4位決定戦は李選手がそれぞれ勝利。

女子オムニウムIV(ポイント・レース)

本日最後の間近で観る選手は、台湾の曾可妡(Zeng Ke-Xin)選手(ツール・ド・おきなわにも参加しているので馴染みのある方も多いかと思われます)。

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オムニアムの最後はポイントレース。ここまでの3レースでイギリスのKatie Archibald選手が112ポイント、オーストラリアのAmy Cure選手が112ポイント、オランダのKristen Wild選手が106ポイントを獲得してのスタート。ベルギーのLotte Kopecky選手、そして日本の梶原悠未らがラップに成功するもArchibald選手が手堅くポイントを重ねて優勝しました。

そして何故かこのレース、観ることに熱心になっていたのか疲れが限界に達したのか、写真を1枚も撮っていなかったのでした(ああ...いち観客なのでお許しください)。

Women's Omnium Final Classification

女子スプリント(決勝・3位・4位決定戦・第2ヒート)

本日最後のレース。まずは3位・4位決定戦。再び李選手への熱い声援が響く中、見事に李選手が勝ち3位決定。客席に香港の国旗がいくつも広がりバウヒニアの花が咲き、李選手もようやく笑顔に。

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最後は決勝。こちらはVogel選手が圧倒的な脚力で優勝!

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今までテレビやストリーミングの向こう側だった選手が目の前で決めた優勝に胸がいっぱいになったところで最後は表彰式。国旗掲揚はなく、代わりに大型ディスプレイに国旗掲揚のCGが流れていました。

Women's Sprint Results

 

外に出たらすっかり夜も更けて日付が変わるまであと少し、といった感じでした。部屋に戻ってお風呂に入ってからベッドで横になっていたらそのまま朝になっていました。 

 

 

2017UCI世界選手権大会トラック競技観戦紀行・その3(香港單車館内いろいろ)

トラックの世界選手権大会を観戦しに香港に行ってきました。そんな話を書いています。

 Session 6の話の前に閑話、ということで今回は香港單車館の中にあった設備の写真をいろいろと。競技そのものの話題からは逸れるので別のエントリーにしておきます。

まずはお馴染みTISSOTのラップカウンターと打鐘

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 フィニッシュ・ジャッジ・ポディウムには計測設備が。Tissot Live Timmingに流している情報の元ではないかと。

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続いて放送機器。單車館内の映像を魅力的にお伝えするためにあちらこちらにカメラが。

まずフィニッシュライン撮影用のカメラ。TVBのステッカーが貼ってあり、地元香港の無綫電視が制作に協力しているのがわかります。

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ホームストレートを正面のやや高い位置から撮影する用。

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こちらもホームストレートを正面から。フィニッシュラインの正面用でしょうか。

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昨年のワールドカップの中継の時に気になったのですが、最終コーナーへのスプリントの流れをスムーズに捉えるためのカメラクレーン。これを設置したおかげでこの一角の席は使用できなくなっていました。

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他にも小さなカメラがあちらこちらに。

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会場全体を捉えるための高い位置に設置されたカメラ。

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なぜこれだけの多くのカメラがあるのかというと、NHK BS1で放映予定のダイジェストで確認してみて欲しいと思います。日本のスポーツ中継にありがちな選手をズームしたりパンしながら捕らえることを基本的にしていません。自然な目線になるようなアングルの切り替えを行っています。

その他、インフィールドにもRFのカメラが2台待機していました。

 

フィニッシュラインに並んだ最上段がテレビ中継用のコメンタリー・ポジション。

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昨日も少し触れましたがホーム・バック側にスポットライトが各5機。

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アニメーションの投影もできるXLITEのHOT BEAM 280が各10機。

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スターターポディウムにも仮説スピーカーが。その後ろはパーシュートやタイムトライアルで使用するためのラップカウンター。こちらは側面にスイッチがあって手動で表示を変更する仕組みでした。

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