Inter Max SESTRIERE 2008


最近、練習会に参加させてもらう機会が多くなってきていろいろと聞かれるのでたまには乗っている自転車について書いてみるましょうか。
昨年、Merckxの後継機として使用することになったフレームでInter MaxのSESTRIEREの2008年モデル*1です。
フレーム選びに深い理由はなく「どうしてもこのフレームでないと」という物欲はとっくの昔に捨てています。
その理由は結局のところフレームサイズで、トップチューブ長が560mm程度あるものが必要なのですが、それほど店頭に多く出回っているわけでもなく、お店になければ問屋の在庫で引き当てられるものしか手に入りません。早い段階で情報があって予約できればよいのですがなかなかそうもいかず、お店にお任せするのが一番という結果に至っています。
いつもお世話になっているサイクルハウス・ジロ*2の田野さんは、僕が新しいフレームを必要としているときにいつも「ツボ」なフレームを用意してくれるのですが、今回もそんな感じですね。
詳しくはわかりませんが、フレームに大きくロゴの入っているDeddaciaiのサイト*3を見る限りでは中身はNerocorsaというモノコックフレームにBlackforce 4というフォークを組み合わせたもののようです。
Nerocorsaの説明文で"For skilled amatures only"となっているからかどうかはわかりませんが、たぶんちょっと乗っただけではどこがいいのかは分からない、というのが最初の印象でした。僕がそう多くカーボンフレームに乗ったわけでもないので詳しいことは書けませんが、乗り心地の良さとかはたぶん無いに等しいのではと思います。むしろパワーがないと踏むことすらままならない、というか。
ただ、練習を繰り返すなかで独特のポイントがあって、そこが分かればレースでも思った通りに走るので面白いんじゃないでしょうか(適当な感想で恐縮ですが)。
パーツは以前のものをそのまま移植しただけなので特に物珍しさもないのですが、クランクの側面にシューズとこすれた跡があって、俗にいうQファクターというのもちょっと調整したぐらいじゃあんまり意味ないんじゃないの、とか思わないではないですが。

これは仮説ですが、回転域とか踏み方でスタンスが異なってきているのではないかと思うのです。
ペダルはずっとTimeを使用していますが、人によっては嫌悪感さえ抱かせる左右の移動量もこうやって見るとそれなりの効果はあるのでは、と思います。
サドルはFi'zi:kのPaveですが、これは10年くらい使ってるんじゃないでしょうか。

当時Giroの傘下だった名残があります。
あと、気になっていた96%ですが、ジャストでした。
シルベストサイクルの山崎店長がブログで書かれていましたが*4、僕の場合はサドル先端からブラケットまでが720mm、BBセンターからサドル上面までが750mmでぴったり96%でした。
これは手足の長さと関連した法則があるのかもしれません。